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4年の想い 奥山政幸

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私自身がサッカーをなぜやっているのかを考えました。

もちろんサッカーが好きだから、もっとうまくなりたいから、という自分のためでもあります。しかし、それと同じくらい、もしくはそれ以上に、共に戦う仲間やスタッフ、応援してくださる方や家族の笑顔を見たい、一緒に喜び合いたいという気持ちがあります。だからこそ、試合に勝利しそのような光景を迎えることが自分のいちばん幸せな瞬間です。

今シーズン当初、早稲田大学ア式蹴球部は非常に苦しい時間を過ごしました。開幕戦こそ勝利しましたが、その後は勝利を掴めずついには最下位に沈むという屈辱を味わいました。そのような状況で迎えた慶應戦。本当に苦しいゲームでしたが、部員全員の頑張りで勝利を掴み取りました。試合後、笑顔を浮かべたり、涙を流したりして喜ぶ仲間の姿を今も忘れることはありません。たかが1勝かもしれませんが、本当に最高の瞬間でした。

私はこのチームが大好きです。個性あふれる後輩達、尊敬できる先輩方、熱く指導してくださるスタッフの方、常に力を与えてくれるウルトラス、そして何より信頼できる最高の同期。このチームで勝ちたい。このチームで喜びたい。このチームで笑いたい。

11月15日西が丘。関東リーグ最終節。最高の景色を見せる。最高の景色を見る。