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4年生の想い 〜三島翼〜

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10/30の結果を受けて、今シーズン残されたのはあと2試合、2週間となりました。

あと、12日
生きてきた中で究極の12日間になると感じています。

 
この12日間は、人生の縮図

 
この12日間、その1日に、その一瞬に魂を込めることが出来なければ、
きっと人生においても、苦しい時、ここぞという時に力を発揮することは出来ないでしょう
その一つのダッシュに、その一つのパスに本気になれなければ、
人生の中で、小さいけれど大切なことを積み重ねることが出来ないでしょう
目の前のゴールにシュートを決めることが出来なければ、
人生において、大切な結果を自分の力で成し遂げることはないでしょう

僕は、自分の人生と、このア式蹴球部での4年間を重ね合わせます。

 
2年間の浪人を経て「本気で何かがしたい」と思い、この部の門を叩きました。
周りは、世代別の代表経験者やプロからも注目を受ける実力者ばかり 僕との実力差は歴然でした。
しかし、強い意志を持ち続け、様々な方の支えを受けて、8ヶ月もの仮入部期間を過ごし、やっとのことで入部を果たしました。

 
2年生になって、自己満足のトレーニングを人の3倍重ね、怪我をし、多くの時間を怪我人として過ごしました。

 
3年、それでもまだ自己満足のトレーニングを続け、エネルギーを出せない自分に対し、このままだと自分を辞めさせると同期の皆に言われました。そして、そんな自分を変えさせるため、同期の皆が一人ひとり自分に手紙を書いてくれました。

「最近、声を良く出すようになった」
「もっと、シュートの練習した方がいい」
「自分を信じて、プレーしたらいい」
「もっと飯食え」
「みしのプレーをみて、感動した」

一人ひとりの感情を、自分の言葉で伝えてくれて、僕の心を強く動かしました。
この人達のためにプレーをしようと心に決めました。
皆の言葉を、本当にそれだけを信じ、プレーしました。
すると、変化が他の学年や、スタッフにも伝わり、エネルギーを出せるようになりました。

 
そして4年生になって、
この残り12日間、人生のピークであろうこの期間に人生の全てをかけます。

3年間支えられてきた自分が、今、ここで皆を支えることが出来るのか
今までの人生が本当だったのか嘘だったのか

 
必ず証明する
本当だったと

 
狂ったような意志の強さを

感謝の思いを力に変えて

走り抜きます

 
この2試合は、4年生の、僕の生き様そのものです。

どうか、みていてください。
この2試合、その生き様を。