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3年生の想い〜鈴木準弥〜

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2016年シーズンを終えて

 

負けたら降格が決まる桐蔭横浜大学戦を2-3で終え、降格が決まった瞬間
降格という現実を全く受け入れるこができなかった
降格という現実を本当の意味で受け入れられたのが最終節の駒澤大学戦を終えた瞬間だった

 

私がこのア式蹴球部に入部した当時から今まで
2部リーグに降格すること
1部リーグという舞台が最終学年を目前にしたとこでなくなること
全く思いもしていなかった

 

しかし、この降格を決めてしまったのは
私だった
第19節国士舘大学戦前半16分私の自陣での不用意なパスを相手に奪われ失点し0-1で敗戦
部員全員の取り組みをパス1本で無駄にした
ア式蹴球部を応援し支援してくださる方々の思いを踏みにじった
たったパス1本で
私は、たったパス1本という認識をしていた
この1本がチームの行方を左右する
正直、あの時の私はそのような認識はなかった
そして、失点し試合を壊した

 

週が明けて火曜日の練習で
監督に部員全員の前で名指しで怒られた
プライドを捨てろと言われた
辛く、苦しかった
しかし、本気で私自身に対して言ってくれた
だからこそ
入部当時からなんとなく成長したつもりの
自分と向き合ってるつもりの
弱い人間の自分と本気で向き合った

 

サッカーが下手な人を下に見て
ある程度の実績にプライドを持ち
周りの目を気にしサッカーをし
かっこ悪いことを嫌っていた

それまでの自分のプライドを初めて捨てることが出来た

犠牲があまりにも大きく
気付くのが遅かった

しかし、開き直りに聞こえてしまうかもしれないが
自分の弱さをさらけ出すこと
プライドを捨てること
仲間を信じることができるようになった
あのパス1本があったからこそ
ア式蹴球部という組織にいられたからこそ

 

 

降格はア式蹴球部の歴史の中で汚点になるかもしれませんが、この降格があったからこそア式蹴球部が

永続的に頂点に立ち続けられるようになったと歴史に刻めるように1年で必ず1部昇格を誓いたいと思います。

 

2016年シーズンが終わったばかりですが、
2017年シーズンが既に始まっています。
私たち3年生が最終学年になったという認識で
日々取り組んでいきたいと思います。
私自身が先頭に立ち戦い続け引っ張っていきます。

2部で戦い1部に昇格するということは本当に簡単ではないことだと思います。
簡単に口にしていいことではないと思いますが、2017年シーズンが終わるまで今から1部昇格という言葉を言い続けていきます。

 

今シーズンの教訓を生かし、必ず1年で1部昇格を果たします。