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3年生の想い〜野田紘暉〜

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負けず嫌いで目立ちたがり屋。でも周りの目がめちゃくちゃ気になる私は、このような公の場では普段本音を明かしません。

 

しかし、同期の仲間が自分の言葉で本心を書いているのを読み、私も今回は本音を綴りたいと思います。

 

いきなりですが、
私は普段の練習が嫌いです。
つまらないことが嫌いで飽きやすい私は、ランニングや基礎練習といった練習が大嫌いです。
自分が思うここぞっていう練習や練習試合では100%の力を出すことができますが、日々の練習から継続して100%の力を出すことは苦手です。
また、私は餌がないと頑張れません。
餌とは、監督やコーチが観ていることであったり、週末に控えてる遊びだったりオフであったり。
私は自分で自分をモチベートして自立してサッカーをすることができない弱い人間なのです。

 

話は変わりますが、
ア式蹴球部は今年、関東大学サッカーリーグ1部から2部に降格しました。
新シーズンがスタートし、
上に書いたような弱い人間の私が4年生になります。

 

とても不安です。
怖いです。
でも、逃げたいとは思いません。
それは、来年の関東リーグの1部昇格が決まった試合で、ピッチ上で喜んでいる私を見て満足そうに笑っている両親を見たいからです。

 

両親とは決して仲がいいとはいえないし、
正直小中高と試合に見に来られるのも、プレーのことで文句を言われるのも嫌でした。

 

でも、大学になって家を出て、寮暮らしを始めて初めて気づいた親のありがたみ。

 

寮費。スパイク代。合宿代。部費。
当たり前ではないと気づいたのは最近でした。

 

感謝の想いは言葉じゃなくて行動で示します。

 

ア式蹴球部の4年生として、野田紘暉という1人の人間として。
やらなければならないこと、変わらないといけないことはたくさんあります。

 

2017年の関東リーグ。1部昇格が決まった試合。ピッチで喜ぶ私を笑顔で見てる両親をイメージして、最後の1年、闘い抜く。