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2年生の想い〜飯原健斗〜

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「自信」と「過信」
この2つは紙一重である。
自信がなければ上へはいけない。
しかし自信が過信に変わればそれは自惚れであり、いらないプライドを作り出してしまう。そしてそのプライドが私自信の成長を止めていた。

 

私は高校の時、2年から試合に出させてもらい2年連続で選手権で全国大会に出場するなどそれなりの実績を残したという自負があったし、自分のプレーにも自信を持っていた。

 

「俺はできるだろう」

 

そういった思いのままア式蹴球部の門を叩き練習生の期間を経てあっという間に時間は過ぎ、何1つチームに貢献できないまま本当に無駄な1年間を過ごした。プライドを捨てられず悪い意味で完全に高校のスタイルに染まったまま。
あの頃の私は「チーム」のためではなく「自分」のためにしかサッカーをしていなかった。自分の課題とも本気で向き合えずどこか周りや環境のせいにしたりと、人として幼稚であった。

 

その自分の過信やプライドを捨て、本当の意味で自分に向き合えるようになったのは今年の半ばである。これでも遅いかもしれないがこの自分の変化を無駄にしたくない。
早稲田では早稲田としてやらなければならない事がある。自分の中の殻を破ってチームの勝利のために戦う。その中で自分の強みや色を出す。
そして常に謙虚な気持ちを忘れずに自信を持って本気で1日1日を過ごしていきたい。

 

私自身大学3年生になるという自覚を持ち、早稲田を支えてくださる方々、両親や私を応援してくれている全ての人のためにも2017シーズンは必ずピッチの中でチームの勝利、1部昇格に貢献する。