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菅平合宿 最終日

こんばんは、3年の井上です。

 

9泊10日という過酷な菅平合宿もいよいよ最終日を迎えました。
途中、弱さを見せてしまう選手がいたり、10日間という長さからか倦怠感が漂う時もありました。しかし、今朝は合宿での成果を示そうと意気込む選手が多く、前向きな雰囲気がグラウンドに流れていました。

 

本日は早朝の紅白戦で幕を開けました。全体を4チームに分けトーナメント形式で順位を付けました。10分という短い時間の中でなかなか得点も生まれず、白熱した紅白戦はPK戦にまでもつれ込む試合がほとんどでした。その中でもBチームがAチームを食う番狂わせも起きるなど、随所に合宿での成果が表れていました。

 

紅白戦が終わると最後のダボス走に挑みました。今日は普段行われる2部構成のダボス走ではなく、早稲田のセミナーハウスからノンストップでダボスの頂上まで駆け上がりそのまま早稲田のセミナーハウスまで戻ってくる、通称「駅伝ダボス」を行いました。
最上級生の意地を見せる者、下級生ながら懸命に先頭集団に食らいつく者、怪我を抱えながらそれでも出来る範囲を探りながら全力で走る者、各々が自分と向き合い歯を食いしばりながら、止めたくなる足を一歩ずつ前に進め走り抜きました。

 

昼食後には最後のミーティングを行い、古賀監督からこの合宿の総括がありました。合宿の冒頭で話があった「率先垂範」を体現している選手がいた事、また、それと同時に1.2年生が台頭し、3年生には危機感が生まれてきている事を収穫として挙げられていました。逆に、4年生の存在感の物足りなさや、早稲田として、人としての振る舞い方を指摘され、ストレスがかかった時に弱さを露呈してしまう我々の甘さに対して、お叱りを受けました。そしてこれからは学年を超えたリーダーシップに期待するというお話がありました。

 

10日間という長い合宿でしたが、菅平特有の涼しい気候の中で自分達と向き合い、充実したトレーニングを行う事が出来たと思います。
1週間後には高麗定期戦、その後には石川遠征もあります。そして約1ヶ月後に迫った後期開幕に向け、東伏見の地に戻っても充実したトレーニングを行なっていきたいと思います。

 

それでは失礼します。