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「自分と向き合う。」大桃海斗

 

🌟大桃海斗(オオモモ カイト)
⚽️長岡ジュニアユースフットボールクラブ → 帝京長岡高等学校

 


 

 

 

 

このように自分の想いを多くの人に発信するのはア式に来て初めてです。

なので素直に今思う事を書きたいと思います。

 

 

12月17日
全国大学サッカー選手権大会準々決勝
順天堂大学に負けて自分達の2018シーズンは終わりました。長いようであっという間のシーズンでした。

 

正直、あっさり終わってしまいました。

この試合を自分はピッチの外から見ていました。
前の試合で怪我をしてしまって出れませんでした。

仲間達がピッチに入る姿を見て、羨ましく思いました。
怪我をしなければあそこに自分がいたかもしれない。そう思うと悔しかった。
試合に出れることがとても幸せな事だと、今シーズン最後の試合で改めて感じることができました。

 

 

「関東リーグ優勝」

 

これが今シーズン何よりも嬉しかったことです。

 

優勝した瞬間のことを、今でも鮮明に覚えています。とにかく嬉しかった。ホッとした。

自然と涙が出たのを覚えています。

リーグ戦では嬉しかった事もあれば、悔しかった事も多くありました。

 

自分は今年多くの試合に出ました。
その中で課題が出てきます。
個人としても、チームとしても。

その課題に対して、向き合い続けた。
弱みに向き合い、克服しようとした。
すぐには変わらないかもしれないけど
変わろうとした。

圧倒的に強かったわけじゃない。
全員が献身的になって走って体を張ってきた。
それを続けてきたからだ。

だから連敗しなかった。
だから優勝できた。

 

そう思います。

 

そしてこの関東リーグを優勝できたのは、4年生がいたからです。

いつもチームを引っ張って前進させてきたのは4年生でした。
苦しい時、チームが崩れそうな時、それを修正したのも4年生。
大事な試合で結果を残すのも4年生でした。
嫉妬してしまうくらい、カッコよかったです。

 

そんな4年生も引退しました。

もう自分達が最上級生になります。
すごく楽しみです。
それと同時に不安もあります。

ただ、今年4年生が作り上げてくれたこの新しい早稲田大学ア式蹴球部をさらに継承しながら、どんどん新しい事に挑戦して行きます。

4年生の皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 

自分は来年から主将を務めます。

それを決断したのは10月でした。

 

今まで、ずっと逃げてきました。
自分と向き合う事、他人と向き合う事。
めんどくさい事、苦しい事。

そういう事から今までずっと逃げてきた。
逃げているって自分で気付いたのに、気付いていながらも逃げてました。

そんな自分を変えるために。
決断しました。

 

この決断をしてから
自分と向き合う時間が増えました。
他人の事を考える時間が増えました。
学年の事を考える時間が増えました。

自分が今まで目を背けてきたことと向き合う事ばかりです。

でも、そうやって考える事で色々な事に気付いたり、今までの自分になかった考え方ができるようになったり、自分のプラスになる。

逃げずに何かとちゃんと向き合う事は自分にとってプラスになる事を身に染みて感じています。

 

 

この先、逃げたくなるような時が来るかもしれません。
でも、逃げたくなる時は自分が成長できるチャンスなんだと思います。

外池監督からよく言われる

「ももの成長がそのままア式の成長になるんだよ」

まぁ外池さんは軽い感じでいつも言ってますけど

 

 

これを体現します。

 

 

ア式での最後の1年間
最高の同期と
楽しみながら、苦しみたいと思います。

 

苦しみながら、成長します。

 

今年の4年生を超えられるように。
今年の結果を越えられるように。
強い早稲田を証明します。

 

自分を常に支えてくれる家族の為に、早稲田に関わる人、応援してくれる人の為に頑張りたいと思います。
そして、自分の夢である

 

「プロサッカー選手になって、母に恩返しをする。」

 

叶えます。