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雨中の頂上決戦―力及ばず、関東王者への夢潰える。/Jrリーグ上位リーグ全勝優勝!

こんにちは。広報の森岡です。

先週末の関東リーグ第21節は首位専修大学との一戦でした。
シーズン当初から一番の目標としてきた「関東リーグ制覇」。
負ければ目の前で専修大学の優勝が決まるというこれ以上ないプレッシャーの中、部全体として1週間を通してこの1戦に最大限の集中力を注ぎ意識を高め続けました。

そして満を持して迎えた運命の日。
当日は早稲田のホーム担当日であり、集中応援日でもありました。
メンバー外の選手は来ていただいた方々に最高のおもてなしをするべく朝からそれぞれのポジションで仕事を行いました。
次第に雲行きが怪しくなり、会場にはしとしとと冷たい雨が。
しかし、あいにくの天候にも関わらず会場にはいつも以上にたくさんの方々が応援に駆けつけてくださいました。

そしていよいよ試合がキックオフ。
序盤からレベルの高い争いが繰り広げられますが、20分に試合が動きます。
25片山瑛一からパスを受けた9榎本大希がドリブルでしかけると自らシュートを放ちゴール。

早稲田が待望の先制点を奪取します。
ここから流れをつかみたい早稲田ですが、直後の26分、専修の素早いパス回しからGKと1対1の局面に持ち込まれると、これを決められ同点。
さらに45分、右サイドのクロスから失点を許し1-2。このまま前半を終えます。
後半に入ると早稲田は54分に15田中太郎に替え、8近藤貴司を投入。すると交代直後の55分、右サイドを5島田譲、25片山瑛一と繋いだボールに近藤貴が走りこみ見事ゴール!

怪我でしばらく関東のピッチを離れていた近藤貴のすばらしい復活劇で早稲田に再び希望の光が差し込みます。
しかし、68分専修のフリーとなった選手にヘディングシュートを放たれ失点。再び1点を追いかける形になります。

終盤には怪我を乗り越え今季はじめて関東のピッチに立つ35白井豪を投入。最後まで得点を狙い走り続けますが、思い実らずこのまま試合終了。

目の前で専修大学の優勝が決まるという残酷な結果で幕を閉じました。

シーズン当初からか掲げていた最大の目標が達成されないまま崩れ去る結果となりました。
早稲田の勝利を信じて会場に足を運び、雨の中声援を送り続けてくださったみなさま、会場には来れずとも遠くからエールを送ってくださったみなさま、本当に申し訳ありませんでした。

しかし、まだ関東リーグが終わったわけではありません。
どんな状況であれ、勝利のために戦いつづけることが私たちの使命です。
関東リーグにかけてきた思いを最後の1戦で出し切りたいと思います。

また、目標を達成できなかったという現実を重く受け止めた上で、残されたシーズン、足りなかったものを追い求めていきます。
そして必ずインカレの舞台でリベンジを果たしたいと思います。

今後とも、応援お願いします。

 

そして翌日の日曜日にはJr.リーグ最終節の慶應義塾大学戦が行われました。
Jr.リーグでの全勝優勝に王手がかかった状況でもあり、チームを活気付けるためにも、さらには今季1回も負けていない「早慶戦」という意味でも負けられない、プレッシャーのかかる1戦。

結果はPKでの1失点こそしたものの上形洋介の3得点、秋岡活哉の2得点、中田航平の1得点で6-1と快勝!

秋岡得点後

池西希

三原祐輔

高橋拓也

中田航平

この結果によりJr.リーグ上位リーグにおいて全勝優勝を達成することができました!

さらに

MVP 池西希
得点王 秋岡活哉
アシスト王 池西希
ベストGK 阿部雄太
ベストDF 金澤拓真

と個人賞も総なめにすることができました。

最優秀審判校を受賞した東京農業大学と共に

Jr.リーグでこうした輝かしい成績をおさめることができたことはチームの誇りです。
しかし、Jr.リーグに出場する選手が目指すのはあくまで関東、そしてインカレのピッチに立つことです。
こうしてJr.リーグも幕を閉じ、残されたのは関東リーグ最終節とインカレのみ。

またここからチーム内でも激しい競争を続け、切磋琢磨していきたいと思います。

それでは失礼します。