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インカレ特集〜四年生の想い・中條結衣〜

 

最近、私は、周りの人にとても恵まれて生活しているのだと実感しています。
大学生活が終わろうとしている今、振り返ってみると、この4年間で出会った友達、先輩、後輩、コーチ、バイト先のおばちゃん、病院の先生、街で会う人、などなど全ての出会いに、何かしらの意味があるのだと思います。

その中でも特に、1番影響を受けたのは、ア女の同期です。
同期は、私含め15人います。
15人みんな、仲が良いです。(仲良いよね?笑笑)
居心地の良さは格別です。
一緒にいるととても楽しいです。
ずーーーーっと笑っていられます。
同期愛といいますか、みんなよく一緒にいます。
気付けば、隣に同期がいます。
駅のホームにいれば、同期が来る。
グラウンドでストレッチしてれば、同期がいる。
部室にいれば、同期がいる。
いつの間にか、同期の輪ができて話しています。
本当に、不思議なんです。
そして、同期はとても仲間を大切にします。
困ってる人がいたら手を差し伸べる。ダメなことはダメと言う。当たり前のことかもしれませんが、それが当たり前にできる。素晴らしいことだと思います。

そんな私の同期を、ひとりひとり紹介します。
カレー好きで有名、頼もしいキャプテンはな。
はなを筆頭に、みんな食べる事が大好き。
本当に美味しそうによく食べるマネージャーあやか。
彼女には何故か相談したくなっちゃう、ゆうな。
言わなくても分かる信頼がある、彼女の言葉が好きなんだよなぁ、ななこ。
表には出さない、サッカーに対するめちゃくちゃ熱い想い持ってるんです。そして、彼女には特に感謝しています、あをい。
彼女以上の努力家は見たことないです。副業をお勧めするよ、ほのか。
身長はメンズ。写真写り映えます土居。
彼女に、笑わせられない人はいないね、きよ。
彼女の優しさには甘えちゃう。本当にいいお母さんになる、にいな。
ちっちゃいけど責任感の塊、頼れる子。新しい彼氏見つけなよ、ゆき。
彼女に褒められたら本物。彼女に褒められると凄く嬉しい、えりこ。
気付けば10年目。最後の最後までお世話になるね。性格、真逆だよね、うみ。
ガラスのハートだけど、どんなにボロボロでも立ち上がるのが、みか。
ダンス心理カウンセラー、まさき。

全然伝わってないと思いますが、皆んな良いとこいっぱい持ってる魅力たっぷりな同期たちです。(語り出したら止まらないので聞きたい方は、個人的にどうぞ。)

こんな同期ですけど、他の学年からは仲が良いけど、ただの仲良しこよしだよねって言われたり、優しからこそ強い事を言えなかったり、上の学年に比べて力がない分、不安な事ばかりでした。
下の学年から見ると、頼りないことばかりだったと思います。不安を持たせてごめんね。
だけど、力がない分お互いが、お互いの良いところ悪いところを理解し合って、補い合って助け合ってるからここまで来れたんだなって思う。

そんなこんなの4年間で私は、この同期から沢山の事を教えられ、支えられてきました。
突然ですが私は、この4年間で何度かア女を辞めようと考えたことがあります。
しかし、辞めることができませんでした。
もしかしたら、辞める勇気が無かった。
それもあると思います。
けど、一番は同期の存在です。
苦しい時、横を見たら同期がいるんです。自分よりはるかに苦しいのに戦う同期。目標に向かってがむしゃらに挑む同期。一緒に頑張ろうと励ましてくれる同期。こいつらが、こんなに頑張ってるのに、自分だけが弱音を吐いていいか、自分だけが逃げていいのか。ここで逃げて、本当に後悔しないのか。
自分へと、向き合わせてくれました。
そんな、彼女たちを見てるといつの間にか逃げる事ができなくなって、この同期たちに負けないように頑張ろうって思えて、最後には、この同期のために頑張ろうって思ってサッカーしてました。

どんなに辛くても諦めなければ何か起こる。
そしてそれは、必ず意味があり、成長に繋がること。
辛かったら辛いと頼っていい、
助けて欲しかったら助けてと言っていい、
仲間に頼っていいということ。
逆に、誰かが困っていたら助ける、
仲間を大切にするということ。

同期は、これを教えてくれました。

大学4年間続けてこれたこと、誰一人欠けることなくやってこれたこと、理不尽なことでも乗り越えて来れたのは、この同期がいたから、この同期14人とだったからです。

本当にありがとう。

私たちに残されたア女での生活は、長くても4週間、早ければ残り、数日。
そして、その日を境に同期とこのチームと離れ離れになります。
とても嫌です。
本当に、寂しいです。
私が、こんな気持ちになるとは誰も思って無かったと思います。見事に、変えられました。
自分が、一番びっくりしてます。

自己満かもしれませんが、同期たち(支えてくれた人たち)への恩返しは、優勝することだと思ってます。そして、ピッチでプレーする姿だと思います。

高瀬はなを日本一のキャプテンにしたい
この同期を日本一の4年生にしたい
このチームを日本一にしたい
皆んなの、笑う顔が見たい
応援してくれた観客皆んなで、紺碧を歌いたい

だから、私は頑張るし
だから、私は頑張れる

この1年間。
いや、この4年間の想いを背負ってる姿を見て下さい。
私だけじゃなく、同期全員の背中を見て下さい。
立場は違えども、4年生の背中はとても頼もしく、かっこいいです。そして、いろんな想いが詰まってます。
是非、見て下さい。目に焼き付けて下さい。

では、最後になりました。
くれぐれも皆さん!!!
怪我には気をつけて下さいね!!
寒さを吹き飛ばす熱い試合をしよう

頂、いただこう!

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仲間であり、ライバル。
活躍を喜ぶだけではなく、”次は自分が”と思わされ、
悔しいはずなのに、その人の成功を嬉しく思ってしまう。
どれだけ苦しくても、自分だけではないと教えてくれて、
“これくらいでいいか”と思った時、これじゃ足りないと教えてくれる。
“同期”とは、そういう存在だ。
それは、日々の姿を知っているから。
成功の裏に隠された日々の努力も、
笑顔の裏に隠されたそれぞれの苦悩も、
ずっと近くで見てきたから。
彼女は副将として、1人の仲間として
同期の一人一人に寄り添い、共に歩いてきた。
“全員で並んで、泣き笑いしながら優勝カップを掲げる”
そんな風景を見るために。
彼女たちの戦いが始まる。

阪本