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早稲田カップin陸前高田 2日目

こんばんは。4年の春日です。

1日目に続き、早稲田カップin陸前高田の2日目の活動報告をさせて頂きます。

 

【2日目】

 

1日目の夜は毎年お世話になっている公民館に宿泊しました。

とても空気が澄んでいるところで、夜には満天の星空を眺めることができました。

また、朝日もとてもきれいで、最高の目覚めとなりました。

 

 

1日目の結果を踏まえ、2日目は順位決定戦が行われました。

順位決定戦ということもあり、学生はより指導に熱が入り、試合前の円陣も一緒に混ざっていました。

 

 

 

 

試合の審判も学生が行い、フェアプレー精神のもと笛が吹かれていました。

 

 

そして、無事順位決定戦も終わり、閉会式が行われました。

8位から4位までは参加賞が授与され、3位以上はトロフィー、景品、参加賞が授与されました。

3位以下の結果は以下の通りになります。

1位 FCサン・アルタス大船渡U11

2位 高田FC

3位なかのFC

 

 

最後は、記念撮影を行い、閉幕とされました。

 

2日間共に過ごした子供達と別れを惜しみながらも、それぞれのチームで思い思いのままに最後は挨拶をしました。

 

 

 

また、閉会式後、成人の部として高田高校とア式蹴球部で試合が行われました。

20分を2本の短い試合でしたが、ハーフタイムには幣部員がポジションごとに分かれ、それぞれマッチアップした高校生にアドバイスをしました。

真剣なまなざしで耳を傾けてくれ、私たちも必死にアドバイスをしました。

私たちの経験を少なからず還元できたのではないかと思います。

 

 

そして、この日の夜には毎年お世話になっているすがとよ酒店に足を運ばせていただき、店主である菅原さんから震災についてのお話をお伺いしました。

そこで見せられた震災当時の映像や写真はとても現実とは思えないほどで、心胆を寒からしめるものでした。

目の前で大切な人を失うということはどれほど悲しみが大きいものか、直接お話を聞くことでしか感じられないでしょう。

多くの部員が初めての参加となり、その体験をした方からしか聞くことのできない事実に驚きを隠せないと同時に、あれから7年も経ちその事実を忘れかけているという危機感を感じました。

毎年早稲田カップを通し貴重な経験をさせて頂いておりますが、この経験をただ一個人の知見として納めるのではなく、周りに発信していくことが大事なのではないかと思います。

だからこそ、私たちがこのブログを書き、一人でも多くの人が東日本大震災について考えて頂ければと思います。

そして、私たちは目標である関東リーグ一部優勝を果たし、必ずや最高の結果報告を被災地の方々にしたいと思います。

 

最後になりますが、アシックスジャパン様、陸前高田市サッカー協会の皆さま、競技スポーツセンターの橋谷田さんをはじめとする多くの方々の支援により早稲田カップを開催することができました。誠にありがとうございました。

 

※長続きの投稿になりますが、後日今大会の参加者の感想文を掲載しますので、そちらもお読み頂ければと思います。