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「活動報告と心のバリアフリー」

こんにちは。

 

早稲田大学ア式蹴球部4年、社会貢献活動担当の伊藤彰吾です。

 

更新が久しぶりになってしまい申し訳ございません。
4月から8月にかけての活動内容をご報告させていただきます。

 

 

【ワセチャレ】(東伏見サッカー教室)

 

月に1度開催しているワセチャレについてです。
各回50名ほどの地域の小学生、幼稚園生に参加してもらい、開催することができています!

 

7月7日(日)に開催したワセチャレでは、早慶戦直前ということもあり、「ワセチャレファミリーにぜひ早慶戦へ!」ということで、参加してくれた子どもたちに主将の大桃、栗島、加藤のサイン入りペアチケットをプレゼントしました。

 

早慶戦を観戦、応援することで、子どもたちが、少しでも何かを感じてくれたのなら、私たちもとても幸せです!

 

【りぼん・りぼんU】(放課後等デイサービス)

7月12日(金)には早慶サッカー定期戦を行いました。そして、男子部の選手入場のエスコートキッズに、「りぼん・りぼんU」の子どもたちに参加してもらいました!

 

この件に関しては後日、3年の中山がブログをアップいたします。
ぜひご覧ください。

 

【東京都知的障がい者サッカー連盟】

また、今年度より、知的障がい者サッカー協会の方とご縁があり、活動をご一緒させていただいています。

 

7月28日(日)には東久留米市スポーツセンターにて、知的障がい者フットサル関東交流大会にご招待いただきました。

 

午前中はフットサルの審判のボランティアを、午後からのオープン戦では実際にア式蹴球部チームとして、試合に参加しました!

 

さらに、知的障がい者フットサル日本代表とエキシビションマッチを行いました!

15分ハーフでの試合はとても白熱したものとなり、会場の皆さまにも楽しんでいただけた試合になったかなと思っております。

また、8月18日(日)には東伏見にて、東京都知的障がい者サッカー選抜とトレーニングマッチを行いました!

 

私自身、この2回の活動どちらにも参加し、一緒にプレーをし、スキマ時間には選手の方々といろいろな話をすることができました。

 

試合では全力で勝利を追い求め、試合後は互いに得点シーンやプレーについて意見を交わし、サッカーの話だけでなく、仕事や学校、趣味の話などで盛り上がり、とても楽しい時間を過ごしました。

 

 

私たちと知的障がい者チームの方々は
同じサッカー好きな人間として、何も変わらないんだと実感しました。

 

 

このような機会を得るまでは、知的障がいのある方への接し方に戸惑いを感じ、どのように交流したらよいのかわからないと、勝手に距離を置いてしまっていたように思います。

 

 

「知らぬ間に築いてしまっている見えない壁」

 

 

この壁が私の中にもあったのだということに気づくことができた、とても貴重な機会でした。

 

また、今回の活動報告をまとめるにあたって、何度も「書いては消し、書いては消し」を繰り返しました。

 

文章での表現に悩み、必要以上に意識してしまい、難しいと感じていることも、心の中の見えない壁なのかもしれないと感じました。

 

今回は私の感じたありのままを伝えることができたらと思い、ブログを更新いたしました。

 

拙い文章となりましたが、ご容赦ください。

 

今後はサッカーなどのスポーツを通じて、さまざまな方々と交流し、理解を深め、この壁を少しずつ取り払っていくことができる活動を行なっていけたらと思っております。

 

 

皆さんは【心のバリアフリー】という言葉を聞いたことがありますか?

 

 

「心のバリアフリー」とは、様々な心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うことです。

 

日本は2020東京パラリンピックを契機に、共生社会の実現に向けて、社会の在り方を大きく変えるチャンスと捉えて、心のバリアフリーを推進しています。

 

先ほど述べた「知らぬ間に築いてしまっている見えない壁」を取り除くことこそが、まさに【心のバリアフリー】です。

 

私たちも2020オリンピック・パラリンピックのホスト国の一員です。
まずは私たち一人ひとりが現状や課題を知り、疑問を持ち、少しずつ行動に移すことが、社会への貢献の仕方であり、自分自身の成長の場でもあると思います。

 

 

今後も様々な縁を大切にしながら社会貢献活動をしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

早稲田大学ア式蹴球部
4年 伊藤 彰吾