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第34回関東大学女子サッカーリーグ戦 第5節 試合結果(vs神奈川大学)

第34回関東大学女子サッカーリーグ戦 第5節
10/11vs神奈川大学
17:00kick off

早稲田 4 (2-2,2-0) 2 神奈川大学

【メンバー】
-前半-
鈴木、船木、後藤、堀内、浦部、加藤、村上、並木、三谷、髙橋、廣澤
–後半-
鈴木、船木、後藤、堀内、浦部、加藤(→佐々木)、村上、並木、三谷(→松本)、髙橋(→吉野)、廣澤(→蔵田)

【得点•失点】
5分 髙橋雛
19分 失点
22分 失点
42分 廣澤真穂
58分 三谷和華奈
78分 村上真帆

以下、戦評です。

第34回関東大学女子サッカーリーグ第5節がホームで行われた。対する相手は神奈川大学。以前、皇后杯関東地区予選の準々決勝で一度対戦し、PK戦の末勝利した相手である。90分間で勝利を収められるよう、チーム一丸となって試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。前からプレスをかけてくる相手に対し、正確な繋ぎで相手をいなそうと試みるア女。開始4分、ハンドにより自陣中央でFKを与えてしまう。しかし、ピンチとチャンスは表裏一体である。GK1鈴木が難なくキャッチすると、素早い切り替えからカウンターを仕掛ける。GK1鈴木からのパントキックを9廣澤が収めると、中央に走り込んできた4船木へ正確な横パスを出す。4船木が絶妙なトラップで相手を抜き去り、フリーの7髙橋へラストパス。7髙橋が冷静に放ったシュートはゴールへ吸い込まれ、先制点をあげる。そこから一気に流れを掴んで行きたいア女だが、相手の堅い守備に苦戦する。17分、些細な判断ミスから、相手CKとなる。一度はボールをクリアするも、再度クロスをあげられると、そのまま得点を許し同点に追いつかれる。さらに20分、再びCKを与えてしまう。先程のCKと同様、一度はサイドに追いやるも、再度中央に放り込まれたボールを冷静に決められ、2-1と追い越される展開となる。追いつきたいア女だが、なかなかボールを収めることができない。しかし33分、4船木から中央への正確なロングパスから7髙橋と9廣澤のワンツーでシュートを放つ。得点には至らないが、ここで完全に流れを掴む。41分、CKを獲得。10村上がヘディングで折り返したボールに9廣澤が足で合わせ、同点ゴールを決める。終盤になんとか追いつき、前半はそのまま2-2で終了となる。

HTには、相手のロングボールを自由に蹴らせないために、まず球際に強く寄せていくことを全員で確認。そして、確実に点を取りに行くため、落ち着いて後半に臨んだ。

後半も前から積極的にプレスをかけてくる相手に対し、素早いサイドチェンジで相手陣地へと進入していく。58分、サイドの崩しからCKを獲得。6並木のCKは相手GKに弾かれ相手ボールとなるが、こぼれに残っていた27三谷が奪い返す。そのまま自身で強烈なロングシュートを放つとボールはゴールネットに突き刺さり、3-2とし逆転に成功する。リードしたことにより、チームに余裕が生まれ、ボールを回せるようになる。落ち着いてボールを回しながら、相手の隙を見計らい、さらなる得点を狙う。62分、7髙橋が中央でボールを受けるとそのままドリブルで突破し、シュートまで持っていく。シュートはキャッチされるも、得点の匂いを感じさせ、その後も再三チャンスを作り出していく。78分には、サイドの崩しから、7髙橋がカットイン。ゴール前で横パスを送り、これに10村上が合わせ得点。4-2とし相手を突き放す。79分、27三谷→11松本の交代を行い、さらに攻撃に厚みをかける。88分には、9廣澤→8蔵田の交代を行う。さらに94分には、7髙橋→22吉野、14加藤→3佐々木の交代も行う。最後まで集中を切らさず、リードを保ったまま4-2で試合終了。

セットプレーから立て続けに2失点し、難しい展開となったが、落ち着いてチャンスをものにし、勝ち切れたことは大きな成果となった。この成果を受け止め、糧にするとともに、しっかりと課題に向き合い、次の試合に向けてもう一歩、二歩チーム力を高めていきたい。

戦評担当:渡邊

【次戦情報】
第34回関東大学女子サッカーリーグ戦

第1節vs慶應義塾大学
日時:2020年10月15日 18:40kick off

Twitter 速報有り
※無観客試合のため観戦はご遠慮下さい。

それでは失礼します。
吉野