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4年の想い 前田智子

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7月1日、等々力競技場にて、早慶サッカー定期戦が行われました。初めて早稲田の試合を応援に来てくれた祖母が、「本当に夢のようだったよ」と、とても嬉しそうに話してくれました。

「観ている方の心を動かす」
私たちは勝利と同時に、観ている方々に感動や生きる力を与えたい、と考えています。
そして実際に、これまでの関東リーグや早慶戦、天皇杯で多くの方の心を動かすことができたと思います。
私もチームの一員でありながら、いつも彼らのプレーに心を動かされています。辛いこと、苦しいことは沢山ありますが、彼らのひたむきな姿や笑顔を見ると、それを凌駕するほどの幸せが込み上げてきます。

ここにいる選手たちは,どんなに辛いメニューも、極寒の砂浜も、ゴールが見えない山道でも、誰一人手を抜かず懸命に取り組みます。試合に出る選手はもちろん、メンバー外の選手も、怪我をしている選手も、全員がチームの勝利のためにできることを精一杯取り組んできました。チーム内で問題が起きれば全員でそれに向き合ってきました。
だからこそ、彼らのプレーには、人の心を動かすパワーがこもっているのだと思います。

静かだけれど頑張り屋な1年生。
個性派ぞろいで勢いのある2年生。
いつもチームを助けてくれる3年生。
そして真面目で頼りになる4年生。
こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、私はこのチーム、この選手たちの一番のファンであり、サポーターだと思っています。
私の大好きな選手と、大好きなチームを応援してくださる方々に、笑顔になってほしい。『優勝』という景色の中で最高の笑顔を見せてほしい。

このメンバーで、この4年で、絶対に優勝を成し遂げます。
11月15日、西が丘で、最高の笑顔のために。