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波崎合宿 4日目

こんにちは、新3年の臼倉です。

 
波崎合宿4日目の朝は雪でした。砂浜ランニングでは大粒の雪が顔に当たり、海から吹く雪風はとても冷たく、一歩一歩前進するのにとても苦労しました。
 
砂浜ランニングトレーニングを終えた後の砂浜から宿への帰り道、私達は部員スタッフ全員で袋を片手にごみ拾い活動に取り組んでいます。ごみは無いかと足元を探していると、いつも過ごしている東伏見では感じられないことに気が付くことも多くあります。看板の足の部分やフェンスが海風の影響で茶色く錆び付いていたり、空には無数のカモメが飛び回っていたり。こういった些細な景色から、他では味わえない特別な『合宿感』を感じ、この波崎での日々の価値を痛感します。
 
午前、午後のトレーニングを終え、夕食後には選手たちでポジション別のミーティングを行いました。同じポジションのライバル同士、感じていることや必要とされていることを語り合い、普段から監督が仰っている「同じポジションを3人で争う」という理念の質を向上させる為に、互いに高め合いました。
 
今日は少し、宿での事を記したいと思います。
合宿ならではの仲間との共同生活は、とても楽しいものです。厳しいトレーニングを重ねていくうえで、宿での仲間とのコミュニケーションは非常に良いリフレッシュになります。部屋や風呂場で、普段あまりピッチ外で接することのない先輩や後輩とくだらない会話をしたり、食事では一つの鍋を囲んだりする事は、他でもない大切な思い出になります。
寝食を共にし、たくさんのチームメイトと関わり合う事で、ピッチ内のトレーニングだけでは得られない、チームとしての絆も深まっています。
 
残り2日間、この波崎の地でまだまだ色々な事を吸収して東伏見に帰りたいと思っています。
体に溜まっている疲労をエネルギーに変えて、明日もまた一瞬一瞬全力で取り組んでいきたいと思います。

 
3年 臼倉宏