diary-men

4年生の想い 〜西村秀樹〜

s__167591949

18年間。
4歳から現在まで続けてきたサッカーを今週末で引退します。
あと何回練習ができるのか、片方の手のひらで数えられるまでになりました。
 
今思い返すと本当に苦しい4年間でした。

 

1年生の時は練習の厳しさや言われたことのないような厳しい追及に、毎日のように涙しながら練習に取り組みました。やめたい、逃げ出したいと思いながらも何とかグラウンドに足を運びました。
2年、3年生の時は怪我でサッカーをすることができず、松葉杖をつきながら苦渋のリハビリ生活を送りました。
4年生となり、ようやく復帰するも監督から「お前が1番早稲田らしくない。格好つけずに泥臭く闘え。」と言われました。
 
今ではこれらのすべてのことに感謝しています。

 

当たり前だと感じていたことも、本当はかけがえのないこと、多くの人の支えがあって成り立っていることを身をもって知りました。
 
自分を変えようと本気でぶつかってきてくださった先輩方や監督。
怪我をして落ち込んでいる時に支えてくれた人たち。
 
感謝してもしきれません。
本当にありがとうございます。
 
その感謝を結果で返したかった。
しかし2部降格となってしまった。

 

上級生から自分の弱さをとことん伝えられた下級生時代。
自分の弱さを指摘されながらも、自分の中の理想や小さなプライドを捨てきれず、なかなか殻を破れなかった。
自分のためや小さなプライドを守るためにしか行動できず、今思えばできたことがたくさんあったと思う。
 
4年生となった今、なにを下級生に残せているのか。

 

すでに、1年で1部昇格という目標に向かって次の闘いは始まっている。
 
残り1週間の限られた時間の中で自分ができることはなにか。
チームに何か残すために、後輩に何か残すために。全力で闘う。