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3年生の想い〜鈴木裕也〜

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早稲田大学ア式蹴球部で日本一の組織になる。プロのサッカー選手になる。

 

そんな強い想いを持って私はこの組織に入部した。
しかし、最終学年を前にして待ち受けていたのは「2部降格」という厳しい現実だった。
ア式の伝統に泥を塗ってしまったのである。私自身が入部当初に誓った目標からも

大きく遠ざかってしまったのである。降格が決まった瞬間の景色はまさに地獄のようだった。

 

話は変わるが、私は「逆境」が大好きだ。

「逆境」に立ち向かうのが大好きだ。

逆境を乗り越えた先に必ず成長があると信じているからである。

私のこれまでの21年間の人生を振り返ってみると常に逆境の連続であり、

成長できたと思う人生のターニングポイントは、いつもがむしゃらに逆境を乗り越えた時だった。

 

 

今年、最終学年を前にして「2部降格」という人生最大の逆境に立たされた。

最大の逆境という最大の成長のチャンスが訪れた。この逆境に本気で向き合い、乗り越え、チームとして、個人として、必ず飛躍的な成長を遂げてみせる。そして必ず「1部リーグ昇格」を果たし「総理大臣杯優勝」「インカレ優勝」を達成する。

それが2部降格の際に数多くピッチに立っていた現3年生が最上級生として、来年度果たさなければならない義務であり、使命であり、今抱いている野望だ。