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3年生の想い〜須藤駿介〜

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今回日記を書くに当たって自分が率直に感じている事を素直に書きます。

「2部降格」
ア式蹴球部の伝統を継承して行く上で、絶対に欠かせないステージであった関東1部の舞台を我々は、易々と降格という形で手放しました。その瞬間、頭が真っ白になり、単純に来年1部で戦えない現実を受け止めきれませんでした。

しかし、冷静に考え整理をして見た所
本当に自分自身は2部降格という現実に対して悔しさを抱けていたかと言われたら、全くそうではありませんでした。
1人のサッカー選手として、ましてや幼稚園年長からサッカー一筋で16年間も行ってきたというのにも関わらず、2部降格というチームの結果に、プレーヤーとして全く関われなかった。降格するチームの18人のメンバーすら入れなかったこの現実に、自分の惨めさ、無力さを心の底から感じました。

本当に自分ごとのように捉え切れませんでした。

成長しているという勘違い
自分が関係してなければなにも感じ切れない感受性。
どこか、悔しがらないといけないと必死になって演技していたのかもしれません。

この考え方が、自分の真の弱さです。
この考え方だから、いつまでたってもその程度の成長しか無いんだなと感じました。
非常に腹が立ち自分の存在意義が何なのかさえ分からなくなるのが今の本当の自分だと思います。

しかし、
おそらく何人かの選手で
自分に矢印を向ける事が出来なかった選手もいると思います。
自分は責任を背負うのが大嫌いですが、
この先自分の身に起こるすべての事象に対して、どんなに感情が先走っても
冷静に自分ごとのように考え
来シーズン大きな成長を遂げます。

また、
2部での戦いはそう簡単には勝てないと思いますが、
来年は何がなんでも、どんな状況下であろうとも
1部の舞台を勝ち取る他ないと思います。
何もチームに貢献できなかった事を自分の責任であると捉え、
今からでも遅くないと思うので懸命に向き合い
表現するのが苦手な泥臭さを持ち
どんな立場であれ、全力でサッカーをします。

自分の人間的、そして1人のサッカー選手としての成長の先にア式蹴球部の勝利があると信じて
来年、必ずや1部昇格させます。
応援してくれる人とのため、支えてくれる人のためももちろんですが、1番はア式蹴球部員全員が、そして自分が笑って喜ぶために
全身全霊をかけ戦ってまいります。