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30周年企画『ありがとう』船木和夏

こんばんは!
本日はこちらの部員が担当します。

今回担当させていただきます3年船木和夏です。
私は、今年のア女のミッションの1つである「感謝」をテーマにしていこうと思います。「感謝」という言葉を考えたときに1番に頭に浮かんだのは「両親」でした。私は、多くの方々に支えられ、今こうしてサッカーができています。その中でも誰よりも一番近くで、一番長く支えてくれたのが両親です。そして今になって両親の存在が自分にとってとても大きいものだと気づくことができました。しかし、今まで一度もちゃんと想いを伝えてきませんでした。強がって正直な気持ちが言えない天邪鬼なんです。ですので、この場を借りて伝えたいと思います。拙い文章ですが温かい目で見ていただけると幸いです。

私は、4歳からサッカーを始めました。小さい頃から外で遊ぶのが大好きで、お兄ちゃんの真似ばっかするヤンチャガールでした。最初は兄の真似で始めたのですが、物心ついたときにはすでにサッカーに夢中になっていました。そして小学生になり、放課後は毎日のようにサッカーをしていました。低学年の時はよく男の子友達と遊んでいたのですが、高学年になると一人で自主練をすることが多かったです。でも一人で遅くまで自主練していると仕事を終えた母が来るんです。「ごめん。仕事長引いて遅くなっちゃった。」と言って。でも別に頼んだわけではないんです。ただ今日は自主練してくるというと必ず来て、ボール拾いをしてくれました。いくら仕事で疲れてても、思いっきりボールが当たっても、うまくいかなくて自分がイライラしてても、全然帰ろうとしなくてもずっと笑顔で付き合ってくれました。あの時の母との自主練が今の自分の土台となっています。父は、小学、中学、高校、そしてア女に入ってからもほとんど全ての試合を見にきてビデオを撮ってくれています。(今はライブ配信やYOUTUBE配信で見ることができるので喜んでいます笑)どんなに遠い遠征でも、雨の日でも傘をさしながらビデオを撮ってくれました。そのおかげで自分のプレーを振り返ることができ、課題や成長を感じることができました。でも私は中学、高校と親と試合を見るのが嫌になりました。何か言われるのが嫌だったし、自分のミスとか見られるのが嫌になったんです。だから、あえて親がいないときに見たり、父が見ていたら部屋に戻ったりしていました。典型的な反抗期ですね。また中高は、クラブチームで実家から通っていたのですが、週6の練習で忙しく、父とはサッカーの会話はもちろん普段の会話も少なくなりました。そんな時でも、父は絶対試合を見にきてビデオを撮ってくれました。そして何かプレーについて口にするわけではなくただただずっと見守ってくれました。今までの話以外にも感謝したいことは数えきれないくらいたくさんあります。母も父も、ずっと私の夢を一番近くで応援し見守ってきてくれました。大学の進路で迷った時も、「どんな道に進んでもずっと応援するから、自分が信じた道を進みなさい」と自分の意思を尊重してくれました。どんな道に進んでも、それが回り道でも、壁が多い道でも、自分を信じて応援し続けてくれます。大学で寮に入っていた時も、夜遅い時間に食材を持ってきてくれたり、何かあったらすぐ駆けつけてくれました。また、今怪我でサッカーができなくても、なかなか結果が出なくて苦しい時期でも、どんな時でも一番近くで支えてくれています。たくさんの「ありがとう」が出てきて言葉では表しきれません。でも一番伝えたいのは、私の1番の味方でいてくれて「ありがとう」私の親でいてくれて「ありがとう」ということです。

そして私はこの想いをサッカーで表現していきたいと思います。これまで大好きなサッカーを何不自由なくやらせてもらいました。この感謝はサッカーで返したいと思います。
私が10年前に作ったドリームマップ。「世界で愛されるサッカー選手になること。そしていつもお世話になっている家族に恩返し。車を買って家族でドライブ、休みになったら家族でドイツに旅行‼︎」
いつになるかわからないけど絶対実現します。それまでは元気でいてください。

最後に、この場を借りて多くのア式蹴球部女子部の関係者の皆様に感謝を伝えればと思います。去年から続くコロナウイルスの影響で、多くの人々が今もなお、制限のある生活を送っています。まだまともに活動が出来なかったり、練習ができても大会や試合ができていないという友人の話も聞きます。そんな中、私たちは毎日練習ができ、毎週試合ができています。大好きなサッカーと全力で向き合えていることは当たり前ではありません。OB・OGの方々、大学関係者などを始め、見えないところでも多くの方々が動いてくださりこのような環境があると思います。その感謝の気持ちを忘れることなく、1日1日を大事に過ごしたいと思います。そしてサッカーで感謝の意を伝えられるように頑張っていきます。

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以上です。
本日もご覧いただきありがとうございます。
明日もお楽しみに。

津田