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30周年企画『自己改革』白井美羽

こんばんは!

本日はこちらの部員です。

今年からア式蹴球部女子部に入部した白井美羽です。今まで、中学から高校までクラブチーム一筋でしたので、部活に入部することが初めてです。7月になった今で尚慣れないことも経験し、日々新鮮な気持ちでいっぱいです。私はこのア女日記で、ア女に入る以前のこと、そして入ろうと思ったきっかけを書きたいと思います。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

私は大学で、今までの環境とは違った環境に身を置きたいと考えていました。クラブチームで育ってきた私が、環境を変えてサッカーをする。つまり、部活でサッカーをしてみたい、といつからか思うようになりました。そして、私はア女に入部したいと様々な大学をみたなかで思ったのですが、ア女に入部したいと決めたことは私にとってとても大きな決断でした。

 

ア女に入りたい一つ目の理由。それは練習に参加した際の雰囲気、環境はもちろんのこと、先輩たちの一人一人の主体性のある行動に惹かれたからです。みんなが主体性を持って行動することはとても難しいことだと私は思います。チームプレーである以上、誰かに頼りすぎてしまうこと、誰かがやってくれる、などと人任せになってしまうと思うからです。

しかし、ア女は違いました。週末の試合の相手の戦術や特徴の分析から、各練習の目的の整理を練習前にするなど、選手自身で役割を分担し、一人一人がチームを作り上げていました。これは、私が今まで当たり前だと思っていた環境とは大きく異なっていました。

そしてこれは、ア女に入部してからも感じていることです。私が入部したての頃の練習試合で、高校生相手に引き分け、負けが続いていた時がありました。そんな時、「もうア女の一員で、自分がア女を勝たせる、もっと、臙脂のプライドを持って。ア女全員で4冠を目指す。」と先輩にかけられた言葉があります。まず、このような言葉は、私は今までチームメイトにかけられたことがありません。そして、このような言葉を伝え合うことができるのは主体的に自分たちでチームを作っているから、そして一人一人が責任感を持って、臙脂のプライドを持っているからこそできるのだと思います。これを聞いた時、自分の今までの考えの甘さ、責任感の無さに情けなくなったことを今でも鮮明に覚えています。

今までの、誰かについていく、誰かが意見したことに賛成すると言った行動は、主体性、責任感とはかけ離れているし、改めてさらに成長したいと感じました。

 

話は戻りますが、以前にア女に入ることを決めたことは大きな決断であると述べましたが、もう一つ理由があります。ア女は「ア女に入りたい!」と簡単に言って入れるような場所ではありません。その環境に入るには、まず大きな壁を越えなくてはなりませんでした。そう、受験です。私は人の前で話すことが大の苦手で、人前に出ることすら恥ずかしくて普段はできません。しかし、受験では面接があります。まずはそのようなこと一つ一つを改善していく必要がありました。それに加え、私の中で入りたいア女に行けないかもしれないという不安が駆け巡っていました。何度も何度も受験の夢を見て、夜が不安で眠れない日もたくさんありました。出願が迫るにつれて、何度も言い訳をつけて、楽な方に楽な方に逃げようとしていたことを覚えています。

しかし、私は今ア女にいます。ほんの少しの小さい壁でも、壁を乗り越えることができたからこそ、今この現状があって、また新しい壁に挑戦していけるんだなと感じています。それと同時に今後のア女の4年間に胸が高鳴っています。

あの時、楽な方に逃げなくてよかったなと今感じることができているし、挑戦を選んだ自分を少し褒めてあげたいです。そして、楽な方に行こうとしていた私を止めてくれた人たち、そしてそのときそばで支えてくれたり、励ましてくれたりした人たちにはとても感謝の気持ちでいっぱいです。

 

私がア女に入部した2月15日から、新たな挑戦が始まり、毎日さまざまな面で成長を感じています。ア女に入部してこれからたくさんの壁にぶち当たっていくと思いますが、これからもア女でたくさんの壁を乗り越えていきたいし、成長していきたいと思っています。ア女に入れて幸せです!!

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以上です。

本日もご覧いただきありがとうございます。

明日もお楽しみに。

津田