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30周年企画『覚悟は決めた。あとはやり続けるだけ。』黒柳美裕

こんばんは!
本日も更新します。担当はこちら

本日のア女日記担当 4年 黒柳美裕です。
最近の趣味は星ひとみさんの占いとしいたけ占いを見ること。5.6月の運気ダウン期を抜け、8.10月の運気アップ期に向けてエネルギーを貯めています笑
ちなみ私は、朝日タイプ。新しいことに目がなく冒険心旺盛。すぐにチャレンジできるが、飽きるのも早いらしいです。自分の意志で動けば、高い行動力と思いの強さが引き出されるとのこと。なかなか当たっていて面白いのでみなさんもぜひ調べてみてください笑
前置きが長くなってしまいましたが、早速本題に移りたいと思います。

今回のア女日記では、共に闘っているア女のみんな、大好きな同期、応援してるよと言ってくれる先輩方、友達や父母の友人のみなさん、ちょっと私のことを知ってるみなさん、私の幹になる部分を築き上げてくれた監督・コーチ・先生方、いつも1番の味方でいてくれる家族に、学生残り6ヶ月の覚悟を伝えたいと思います。

最高学年で迎える大きな大会において、中学生の時も高校生の時も勝ったことは一度もありません。

私だけ時間を戻せるのではないかと事実を受け入れられなかった、受け入れたくなかったU-15の東海大会2回戦vs伊賀くノ一サテライト。そして高総体の準決勝vs明成。

勝てたのに。
なんで?と自問自答を繰り返していました。

『たまたま勝つことはあっても、たまたま負けることはない。負けは必然だ』ということ。
『競技スポーツは、残酷で不平等だ。だから、みな必死になって努力する』そう教わりました。

そして大学生。
3年と4ヶ月で公式戦に出場した回数は両手と片足で収まります。

こんなはずじゃなかったんだけどなぁ。
と描いていた未来とは程遠い過去。

スタンドから見たみんなの背中。
来年は私がこのピッチに立つんだと誓ったあの日。
それなのに、ビデオ越しに試合を見た翌年。

試合にすら出れなかった私が言うのもおかしいですが、どんなに上手くても、どんなに勝ち続けていても、大事な試合で勝てなかった。

このままではまた中学高校、そしてこの3年間と同じことを繰り返す。
後悔する。
試合に出る出ないじゃなくて、そうじゃなくて。

勝てたはずの試合に負ける。
何かが足りなくて。

その何かって、
積み重ねた日々の濃さが、組織全員同じくらい濃いもので、試合に出てる人だけじゃなくて、全員がこんだけやったよなって思えなきゃならないものなのだと、私は思います。

組織の力。
組織力。

こういう組織にしたいを体現できる最後のチャンスなのに。分かっていたはずの、あの日分かっていたことを忘れていたから。
行動できていなかったから。

誰よりも組織を想うことと行動で示すこと。
4年生としての自覚、覚悟。

4年が示すその背中についていきたいと思える行動なのか。
誰もが勝利を喜べるのか。
応援される人、組織なのか。
ア女で良かったと思えるのか。

全然足りてない。
そう気づかせてもらいました。
自分で、自分らで気づいて変えられなかったことは悔しいけれど、今でよかったと心から思います。
本当にありがとうございます。

これまでの後悔や悔しさを晴らし、ここぞの時に勝てる組織になるための時間が6ヶ月を切ろうとしています。

『これからがこれまでを決める』

これまでの経験があったから、あの時気づいて行動し続けたから、今の組織に、私になれたんだと胸を張って言えるように、

私はこの組織と、自分と全力で向き合い続けます。

インカレで優勝するために。
四冠を達成するために。
WEリーグのチームを撃破するために。

これは全て結果。
みんなが見るのも結果。
でも、結果がついてくるのは1番最後。

だから、それまでの過程が鮮明に思い出されるくらい、一人一人が何個も何個も思い出せるくらい濃い日々にしたい。

毎日の練習を濃く。食事も睡眠もケアも、リハビリも自主練も、私生活も、部屋の掃除も。監督、コーチ、同期、他学年とのコミュニケーションも。

これだけやってきたんだと胸を張って言えるようにします。

この組織で勝ちたいと一人でも多くの仲間が思えるような、
この組織の勝利を一人でも多くの仲間が願えるような、
この組織でよかったと思えるような、
4年生についていきたいと思えるような、
どんな時もピッチ内外で当たり前を問い続けれるような、
要求しあえる関係であり続けれるような、
そんな組織にしたいと同期で掲げたあの日を思い出して。

『富士山に登る一歩。
三笠山に登る一歩。
同じ一歩でも覚悟が違う。
どこまで登るつもりなのか、目標がその日その日を支配する』

WASEDA the 1stを胸に、覚悟を持って、残りの6ヶ月に挑みます。

私がやること。
①誰よりも組織を想うこと。
②それを行動で示すこと。
③基準を上げ続けること。

日本一の組織になる正解というか、
これをしたら日本一になれるなんていう保証はありません。

けど、『真実は追いつく』。

『置かれた場所で咲け。今、置かれた状況でできることを、やるべきことを、やる。やり続けるんだよ。』
と好人先生が教えてくれました。

『飽きっぽさをなくせば、大成功も夢ではないでしょう。』
と星ひとみさんも言ってました。

『継続だけが力なり』
とあらゆるターニングポイントで父が何度も言い続けてくれました。

数値化できないものだからこそ、
見えるくらい、伝わるくらい、やり遂げます。

I can do it . 私はできる。
見ていてください。

最後になりましたが、このような状況下において学ぶ場やサッカーができる環境を整えてくださる方々、今もなお最前線で戦ってくださっている医療従事者の方々、感染防止対策に力を注いでくださっている方々、本当にありがとうございます。今後も、全員で感染防止対策を徹底していきます。
また、30周年という節目の年に、伝統あるア式蹴球部女子部に所属できることを幸せに思います。そのような年に、歴史に名を残せるような組織であれるよう今後も努めてまいります。

30周年企画はまだまだ続きます。心待ちにしていてください!!!
今後もご声援のほどよろしくお願いします。

ー後書きー

苦しい時、ふと原点に戻る時、思い出す言葉は、父が、国井先生が、好人先生が、平沼先生が何度も何度も言い続けてくれた言葉です。出会いに心から感謝します。

想い合えるからこそもっと要求し合いたいと思う同期、個性の塊で後輩なんて感じないくらい慕ってくれる3年生、本当に気が利くとことん負けず嫌いな2年生、早稲田とはア女とはをぶつけられ、必死に食らいついてきてくれる1年生。苦しい時、きつい時、みんなに救われて、支えられています。いつも本当にありがとう。日本一になった組織にしか分からない景色と感情をみんなと一緒に味わいたい。絶対に。みんなで日々挑み、越えていこう。

どんな時も楽しみます!

拙い文章を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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本日は以上です。
明日は、
関東リーグ後期第5節
vs三菱重工浦和レッズレディースユース
16時キックオフです。
明日もお楽しみに!