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30周年企画『大切なことと励み』栗田彩令

こんばんは!
本日はこちらの部員です。

今回、ア女日記を担当させて頂く1年の栗田彩令です。
今回は私がサッカーを通して学んだことと私の励みについてお話させて頂きたいと思います。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
まず、前者についてです。私はサッカーを通して多くのことを学びました。その中でも私の人生にとって1番大きなものは人の支えです。
早稲田大学に入学し、ア式蹴球部女子部に入部して3ヶ月が経ちました。この3ヶ月を振り返ると笑顔よりも涙の方が何十倍も多かったです。レベルの高い大学でサッカーができるという楽しみな気持ちが大きかった入部当初。しかし、いざ入部してみると緊張や不安、焦りにより上手く自分を表現できないまま時間だけが過ぎていきました。いつの間にか幼い頃から練習が大好きだった自分がいなくなり、「大好きなサッカーをするのが怖い、練習に行くのが怖い。自分のやっていることは全て間違っているのではないか。」そんな気持ちが頭の中を常に支配するようになりました。もし、私が1人だったらこんな精神状態のままサッカーを続けるということは不可能です。しかし、私は今現在もア女としてサッカーを続けることができています。それは多くの人が支えてくれているからです。いつでもどんな時でも味方でいてくれる両親、私のことを1番理解しアドバイスをくれる兄、パワーをたくさんくれる祖父母、相談に乗ってくれる仲間、先輩など私の周りにはたくさんの温かい人たちがいます。私はその人たちのおかげでなんとか踏ん張り頑張ろうと思うことができています。「もう無理」と思うこともありますが、最後にはこの人たちを裏切りたくない、恩返しがしたいと強く思います。私を救ってくれている多くの人々には本当に感謝しかありません。その人たちに私はまだ何も恩返しすることができていません。上手くいかず思い悩み涙を流す毎日ですが、少しずつでも成長し、目標に向かって努力し続けていくことでいつか絶対恩返しします。
次に、後者についてです。私の励みは祖母の姿です。私の祖母は2年前の私の誕生日に他界してしまいました。祖母はいつもいつも私のことを応援し、たくさんのパワーをくれました。自身の病気で苦しかったにも関わらず、いつも他の誰かのために行動する祖母の姿は本当に強くかっこいいものでした。以前の私は練習さえしていればサッカーが上手くなると思っていました。しかし、他人を気遣い助けてあげる祖母の姿はチームプレーであるサッカーに重なる部分が多くあることに気付きました。そして、人として成長することがサッカーの上達に繋がるのだと学びました。サッカーは日常生活の全てで上手くなる。このことを常に念頭に置き、祖母の姿を目標にこれから4年間人としてもサッカー選手としても成長していけるよう努力していきたいと思います。

この早稲田大学で過ごす4年間、楽しいことよりも苦しいこと辛いことの方が多いかもしれません。それでも、今の自分にできることは何なのか常に自問自答し成長していくことで支えてくれる多くの人たちに恩返しをしていきたいです。そして、祖母のように強くかっこいい人になりたいと思います。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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以上です。
明日もお楽しみに。