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30周年企画『私の選択』藤田智里

こんばんは!
本日担当するのはこちらの部員です。

今回部員ブログを担当させていただきます、2年の藤田智里です。はじめての部員ブログにとても緊張しています。サッカーでなんの成績を残してきたわけでもない私が「なぜア女にいるのか。」今までを振り返りながら自分と向き合い、言葉にしていきたいと思います。拙い文章ではありますがお付き合いいただけると幸いです。

サッカーを始めたのは小学4年生頃。地元の小学校に女子サッカーチームができ、友達に誘われて見学に行きました。運動が好きだった私はサッカーに惹かれすぐに入団することを決めました。週末のみ、お父さんたちがコーチとして教えてくれるチームでした。平日も外遊びをしたり、公園でボールを蹴ったりしていました。

中学生では近くの女子クラブチームに所属していました。セレクションもなく、サッカーをやりたい女子中学生が集まるチームでした。大会で成績を残すことはできず、ただボールを蹴ることが好きで、楽しくて、続けていました。高校受験が近づくにつれてサッカーを続けるか、続けないかを悩みました。サッカー部のある高校に行くか、サッカー部のない高校で違うスポーツをしようかを考えていました。第一志望を決めたのは中学3年生の秋頃。ギリギリまで悩んで、女子サッカー部のある神奈川県立大和高校を受験することを選択しました。なんとか合格し、高校サッカーに挑戦することができました。

高校では3年間で神奈川県ベスト8が最高成績で、目標である全国大会出場には手が届きませんでした。人数が少なかったこともあり試合に出られることは多かったけれど、下手でトレセンなどにも選ばれたこともありません。3年生の8月ごろに選手権の県予選をベスト8で敗退して、引退しました。

引退した時は、サッカーは好きだけど、もうサッカー中心の生活は終わりでいいかな、と思い、大学で本気のサッカーをするつもりはあまりありませんでした。それからは、完全に受験勉強に切り替えました。

第一志望は早稲田大学スポーツ科学部。

目標は高くと思い挑戦した第一志望でした。

勉強は嫌いでした。何のためにやっているのかわからなくなる時もありました。勉強よりサッカーをしていたいと何度も思いました。受験が終わってから結果が出るまでは部活に参加したりして久しぶりのサッカーを楽しみました。

そして合格発表の日。ドキドキして朝からパソコンに向かったのを鮮明に覚えています。

早稲田大学スポーツ科学部合格

合格の字を見たときはとても信じられませんでした。嬉しさと同時に、サッカーを続けるか続けないかを悩みました。

ア女は実力のある上手い人たちが集まる組織だと知っていました。サッカーは好きでサッカーをやりたいという気持ちはありましたが、あの早稲田のア女に自分が入れるのか、考えれば不安ばかりでア女に入るかを合格してからずっと悩んでいました。高校の顧問の先生や親とも話し、体験に行くことにしました。イメージ通りア女はレベルが高く、すごすぎる人たちが集まる組織だと実感しました。それと共に、その雰囲気に惹かれ、ア女でサッカーをしたい、レベルの高い環境でのサッカーに挑戦したいという気持ちになりました。

そして、ア女に入るという選択をしました。

今までサッカーを続けるという選択をして、ア女に入るという選択をすることができてよかったと思っています。昨年の自粛期間に入部し今まで辛いこともありましたが、たくさんの刺激をくださるスタッフやチームメイトに支えられながらア女でのサッカーを楽しんでいます。

だらだらと自分の話ばかりしてしまいましたが、何を言いたいかと言いますと、今まで様々な選択をし、挑戦することができているのは私に関わってくださった方々のおかげです。そんな支えてくれた方々に「感謝」を伝えたいです。

今まで私のやりたいことをやらせてくれている親へ感謝。

サッカーを通じて出会った監督やチームメイトへ感謝。

このような状況でサッカーを出来ることに感謝。

ア女の一員になれたことに感謝。

これからも支えてくれている方々への感謝を胸に挑戦し続けます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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以上です。
明日がラストの投稿です!
お楽しみに!