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30周年企画《OG連載》2010年卒 寺澤希

こんばんは!

本日のOG連載はこちらの方です!

【寺澤希(てらさわのぞみ)2010年卒】
1987(昭和62)年7月29日生まれ。8歳の頃から地元のクラブでサッカーを始め、中学、高校と、ルネサンス熊本FC(Lリーグ 現なでしこリーグ)でプレー。2006年に早稲田大学人間科学部へ入学し、早稲田大学ア式蹴球部女子部に入部。DFやMFなど、複数のポジションで攻守においてマルチに活躍。1、2年生時にインカレ3位、3年生時に準優勝、4年生時(2009年度)には日本一という輝かしい成績を収めた。大学卒業後、2010年から地元熊本に戻り、損保会社に勤務しながらなでしこ2部リーグルネサンス熊本FCに所属。6年間プレーをし、2016年に現役引退。その後、損保会社を退職し、2020年HANDMADE発酵を立ち上げる。現在は熊本を拠点に発酵料理教室、遺伝子栄養サポート、アスリート増減量プログラムなど、さまざまな食育活動をしている。

卒業後の進路から現在までの軌跡と共に、ア女での経験と現在の仕事についてコメントを頂きました。

 

<ア女での経験>
全国各地から個性を持った人たちが集まるア女への入部は、田舎者の私にとってかなりのカルチャーショックでもありましたが、間違いなく世界観が変わったターニングポイントです。
特に2学年上の福田あやさんにはサッカーの楽しさはもちろん、私生活でもたくさんの世界を経験させてくれました。

 

<ア女FAMILLY>
ア女の絆は本当に強いと実感した出来事が2つあります。
福田あやさんは私が所属していた益城ルネサンスの監督をされていた時期があります。
ちょうどその頃に起きた東日本大震災。
当時、東京電力マリーゼに所属していたア女OG数名がサッカーをする場所を求め熊本まで来たことがありました。
また熊本地震の際には、同期の杉山遼さんや後輩がわざわざ熊本までボランティアをしに来てくれました。その時にたくさんのア女先輩方、後輩たちからのメッセージもいただきました。改めてこの場をお借りしてお礼申し上げます。

<現在の活動>
現在は、発酵を主軸に食と何かを結ぶ活動をしています。
その中の一つに、これまでの経験を活かしアスリート支援も行っています。
たくさんの仲間が助け支えてくれたように、私も大好きなサッカーをする選手のサポート、引退後の第二の人生のお役に立ちたいという想いです。
そして、HANDMADE発酵の活動も大学卒業後、各方面で活躍するたくさんのア女ファミリーと繋がることも多く一生の付き合いになりそうです。

 

<ア女在籍中のみなさんへ>
長いようであっという間の4年間を一所懸命に意欲を全面に出して生活してほしいです。
ア女ファミリーはどんな時も絶対に助けてくれますよ。
また、口にしたもので身体は作られます。アスリートと腸は重要な間柄です。
分かっていても食事の優先順位は低くなりがちですが、食事を大切にしてくださいね。
私にできることがあればいつでもご相談ください。
応援しています!

今回、30周年企画〜OG〜連載として、寺澤希選手にご協力を頂きました。私もア女の一員になって約3年。この充実した縦社会と横社会を満喫できている自分は、幸せ者です。その中で、寺澤さんがおっしゃっていた”仲間”という存在の大切さ、ア女はファミリーであることを改めて強く感じました。そして、目標に向かってチーム全員が切磋琢磨し、時には厳しく競い合い、刺激し合える。そんなチームが真の”ア女ファミリー”であるべき姿だと感じます。ア女のOGである寺澤希さんの今後のご活躍を部員一同、心より応援しています。

次回のOG連載もお楽しみに!

編集:髙橋