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『理由』4年 堀内璃子

本日の担当は、4年堀内璃子です🤩

いつでも仲間のために身を投げ出してア女のゴールを守る彼女。
サッカーを続けてきた”理由”、頑張れる”理由”…。様々な”理由”と日本一に懸ける彼女の想いとは。

是非ご覧ください‼️

 


 

 

私がサッカーを続けてきた理由。
負けたくなかったから。逃げたくなかったから。
一歩手前で逃してきた、日本一の景色を諦められなかったから。

私がDFにこだわる理由。
喜ぶみんなを後ろから見ることに幸せを感じられるから。
守り切れば負ける試合はないから。
逆に、負けた試合は全部自分の責任にできるから。

私が頑張れる理由。
自分にできることがあるから。
自分にしかできないことがあるから。
自分がほんの少しでも誰かのエネルギーになれる気がするから。

私がサッカーを今まで続けてきた理由。

ここを詳細に話し始めるととんでもなく長くなるので端的に言うと、男の子に負けたくない、「やめちまえ」という言葉に負けたくない、逃げたくない。

はじめはこんな感じ。そこから徐々に、

​試合に負けたくない、​メンバー争いで負けたくない、​上手くいかないことから逃げたくない。

というように変わっていった、ように感じている。
なんとなく、ただの負けず嫌いが、今の今まで続けてきたのかもしれない。

サッカーじゃないスポーツでも頑張れたのかな、とも考えてはみたが、ここまではやってこられなかったと思う。

なぜなら、根本の負けず嫌いは「男の子に負けたくない」から始まっているから。サッカーという女の子が珍しがられるスポーツだったから、私の負けず嫌いの魂が燃え上がってきた、と私は考えた。
サッカーで良かった、ありがとう。

もうひとつ、日本一の景色を諦められなかったから。

正確には、「日本一の瞬間のピッチ」の景色。
このことは昨年の「ア女にいる私」にも書かせていただいたので、省きますが、私には1月に絶対に見たい景色がある。

ラストチャンス、最後諦めなくて良かった、と思えるように奮闘し続ける。

私がDFにこだわる理由。

私は小学生の時からずっとDFをしている。
1年だけ、一瞬だけ、他のポジションを経験したことはあるが、やはりDFが私の天職だった。

前に立つのは苦手で、目立つのもあまり得意ではない。
自分が得点することよりも、チームのピンチを防ぐことや得点につながるプレーができたときの方が嬉しいし、やりがいを感じる。

サッカーをしていて一番幸せを感じる瞬間は、得点後みんなが得点者に駆け寄っていく、それを後ろから見守っているとき。

この瞬間のみんなの笑顔が私のモチベーション。

その笑顔のために何が何でも守るって思える。
綺麗事かもしれないけれど、自分がボロボロになってもみんなが笑ってくれればいい、と。
そう思わせてくれる仲間に、感謝。

これが自身の性格から生まれたサッカーの軸なのか、サッカーしていて見えてきた自分の性格の軸なのか、よくわからないけど、ピッチ内外でア女のみんなの笑顔を守りたい、と心の底から思っていることは確かです(笑)

だから、残されたあと半年、ア女のみんなの笑顔のためにピッチ内外で行動し続ける。

オンザピッチから少しそれてしまったが、もうひとつ。

私は、めちゃくちゃ責任を背負えるDFというポジションが好き。

自分たちが失点させなければ、チームは負けない(PK戦は除いて)。
試合に負けたら全部自分の責任、それだけの覚悟をもって戦えるポジション。
「負けに不思議な負けなし」という言葉があるように、それなりにプレッシャーは大きい。
そのプレッシャーをエネルギーに、自分自身に鞭打って戦うのが、楽しい。

だから、このポジションが大好きだし、このポジションで闘う自分を誇りに思う。


最後に私が頑張れる理由。

自分にできることがあるから。
自分にしかできないこと、伝えられないことがあるから。
自分の頑張りがほんの少しでも誰かのエネルギーになれる気がするから。

なんとなく、ではあるが、これに尽きる。

今回、3つの「理由」について書かせていただきました。

これらの理由が私の原点であり、軸となるもの。
サッカーが、ア女が、教えてくれた、この先ずっと大切にしていきたい価値観。
自分自身の「ナゼ」に目を向けたとき、改めて気づかされることがありました。

ラストイヤーの折り返し地点である今だからこそ、考えて、考えて、戻ってきた原点。

何があっても私が戻ってくる場所が見えたから、
もう迷わず突っ走っていく。

 


 

以上です。
明日もお楽しみに!
阪本