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『2023』4年 大森美南

本日の担当は、4年大森美南です!

高い向上心と強い闘志を持ち、弛むことなく努力を続けてきた彼女。
そんな彼女を襲った2つの悲しい出来事。
それでも笑顔でア女と向き合い続けている彼女に隠された想いと強い覚悟とは…
是非ご覧ください!

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みなさんこんにちは。
本日のア女日記を担当する、4年の大森美南です。

2023年4月27日
私が人生で最も大きな悲しみを経験した日。

2023年6月25日
私が人生で最も大きな挫折を経験した日。

中学生の頃から早稲田大学ア式蹴球部女子という組織に大きな憧れを抱いた。
うまい人たちと一緒にサッカーができるこの組織で4年間必死に頑張る。
そしてその4年間を、私のサッカー人生の集大成にしよう。
憧れを抱き始めた中学生の頃から、なんとなくそう思っていた。

ア女に入部して、これまで沢山の大きすぎる壁にぶつかりながらも、多くの人に支えられて成長してきた。
そして迎えた2023シーズン。
4年生になり、私のサッカー人生の集大成となる最後のシーズンが始まった。

2023年4月27日。
私が人生で最も大きな悲しみを経験した日。

大好きな祖母が亡くなった。

初めて身近な存在の死を経験した私にとって、これまでの人生で間違いなく最も大きな悲しみだった。

祖母が亡くなった後、初めて癌だったことを知った。
弱みを決して見せない明るい人だった。

沢山泣いて、それでも祖母が見ていてくれると信じ、残りのサッカー人生を今まで以上に必死になろうと頑張っていた。

2023年6月25日
私が人生で最も大きな挫折を経験した日。

試合で怪我をした。
あの時、膝が思いっきり捻られた感覚は今も覚えている。

2023シーズンはあと半年。
もう間に合わないかもしれない。

それでも私は笑顔でグラウンドに通っている。
スポーツをしていれば、怪我をすることは誰にでもあり得ること。
私は何も特別じゃない。
怪我をしたのも、タイミングが今だったのも、たまたま。
暗い顔をしても何も良いことはない。
弱みを見せず、いつも明るかった祖母のように、
私も最後まで笑顔で、みんなと一緒にやりきるんだ。

そう言い聞かせている。
でも、今の私には、みんなが遠く感じる。
こんな私でも、チームのためにできることがあると頭ではわかっていても、動けない自分がいる。

今、私が1番辛いこと。
まだ怪我して1ヶ月しか経っていないのに、もうすでに、サッカーをしている自分の姿が思い出せない。
だからみんなが遠く感じる。

2023シーズンももうあと半分。
私が感じるみんなとの距離が縮まることはないかもしれない。

でもだからこそ、もっと動かないと。
私もア女の一員だと誇りを持って、最後までみんなと一緒に闘うために。
このnoteを書きながら、やっと少しだけ前に進み始めた気がする。

今の私の気持ちを正直に書いてみました。
まだまだ弱い私ですが、半年後、強くなった姿を見せられるように残りの2023シーズンを全力で駆け抜けます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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以上です。
明日もお楽しみに!
澤田