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『課題』 1年 川本美羽

本日の担当は、1年川本美羽です✨

高校の頃から追い求めてきた目標を掴むために、ア女に入ることを決めた彼女。
新しい環境で、学び吸収して明確になった彼女の『課題』とは…
是非ご覧ください👀💫
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本日ア女日記を担当させていただきます。帝京長岡高校から参りました、1年川本美羽です。

ア女に来てから約半年、高校よりもはるかに高いレベルの中、今の自分には数え切れないほどの課題があると痛感しました。今回は、私が今1番向き合わなければならないと感じる「課題」について書いてみました。拙い文章ではありますが最後まで読んで頂けると嬉しいです。

「日本一」
私が高校の時からずっと掲げてきた目標だ。目標は何かと聞かれれば、必ず「日本一です。」と答えていた。でも結局実現することはできず、高校3年間で個人としても、チームとしても結果を残せなかった。

「大学では絶対に日本一を獲る。」
そう心に決めて私はア女に入った。

他の大学にも女子サッカー部がある中でア女に入りたいと思ったのは、ア女の練習に参加した時に、一人一人の個のレベルの高さと全員で高め合っていこうとするチームの雰囲気に圧倒されたからだ。練習に参加したその1日で「絶対ア女に入って日本一を獲りたい」と強く思った。

ア女に入ってからは新鮮なことだらけだった。
フィジカルコーチがテーマに沿ったアップメニューを組んでくれること。
学生が主体となって試合の運営をすること。
週末の試合に向けてスカウティングミーティングをすること。
試合が終わったら、自分たちのプレーを振り返って分析ミーティングをすること。

そして高校の時との1番の違いはなんと言っても、試合数が多いことだ。高校の時はリーグ戦に参加していなかったため、1年を通して公式戦はインターハイと選手権と皇后杯だけだった。それが大学に入ってから、毎週大事な公式戦があるという環境になり、高校以上にサッカーと向き合う時間が増えた。色々なチームと沢山の試合をこなす中で、今の自分が1番向き合うべき課題は「守備」であると痛感した。

中盤で相手に簡単に前に運ばれたり、失った後にすぐ相手に剥がされてしまう。試合終盤になると疲れてきて、ちょっとコンタクトするだけですぐに飛ばされてしまう。

さらに1対1の守備だけでなく、チームで誘導して奪う守備も課題だ。高校時代、マンツーマンディフェンスで自分とマッチアップする相手しか意識していなかった私にとって、チームで誘導して奪う守備はとても難しかった。

自分はどの選手のコースを消しながらどの選手にプレスをかければいいのか。
自分が間に合わない時にトップやサイドの選手にどうコーチングすればいいのか。
相手によって自分たちの狙い所が変わる中でどうやって対応するのか。

初めの頃は、バックの選手がコーチングしてくれても、どこに立てばいいのか分からず、頭の中はパニック。今では後ろを見ながら少しずつ自分でポジションを修正できるようになったが、それでも時々試合中に迷子になる。(笑)

ア女に入ってからの約半年で、数え切れないほどの課題を見つけることができた。

たった半年だが、今までの私のサッカー人生の中で最も濃い時間だったと感じる。

これからまだ3年半ア女でサッカーができると思うと、楽しみで仕方がない。

いつも1番近くで応援してくれる家族がいる
真剣に向き合って指導してくださるスタッフの方がいる
試合中、声をかけ続けてくれる先輩がいる
選手のコンディションを常に気にかけてくれるトレーナーの方がいる
ハーフタイムに冷たいボトルを渡してくれるマネージャーの方がいる
なんでも言い合える同期がいる

そんな最高な環境の中で大好きなサッカーができることに感謝して、この冬このメンバーで「日本一」を獲るために自分自身と向き合っていく。

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以上です。
明日もお楽しみに!
小林