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『決意』3年 丸山翔子

本日の担当は、3年丸山翔子です!

普段は明るく振る舞う彼女だが、今シーズン、サッカー人生で1番大きな壁にぶつかった。
そんな状況を打破するため、立てた2つの小さな目標とは、、。
是非ご覧ください👀✨


今シーズンが始まって2ヶ月ぐらい経った4月頃。

自分の中ではサッカー人生で1番大きな壁にぶつかった。

去年に比べて自分の成長を実感できなくなり、むしろ衰退しているんじゃないかと思うようになった。

もっとできるはずだと自分にプレッシャーをかけ、上手くいかないたびに絶望した。

試合に出れても、そこで良いプレーをしても楽しいと思えない。

全部がわからなくなって全て投げ出したくなった。

自分の中でサッカーに対する熱が冷めていくのを感じた。

去年までは毎日のようにやっていた全体練習後の自主練も全くしなくなり、練習が終わったら速攻で寮に帰る、そんな日々が2ヶ月くらい続いた。

転機は最近。
このnoteを書くにあたり、自分自身を振り返ってみた。

誰かがこんなことを言っていたのを思い出す。

「結果が出ない時、どういう自分でいられるか。決して諦めない姿勢が何かを生み出すきっかけをつくる。」

今の自分はどうだろうか。

口から出る言葉はネガティブな言葉ばかり。
日々の練習をなんとなくこなし、終わったら自主練もせず、すぐに帰る。

「諦めない姿勢」とは程遠かった。
このまま終わるのは絶対に嫌だと思った。

この壁を乗り越えるため、私はすぐに実践できそうな小さな目標を2つ立てた。

1つ目は

マイナス発言をしないこと

「きつい」とか「つらい」とか「だるい」とか周りに言っても別に状況はなんにも変わらないってことにやっと気づいた。

さらに、ネガティブ発言を聞いた周りの人にもネガティブ思考が伝染してしまうことが科学的に証明されたらしい。

やめる!と決めて意識的に過ごしていても、気づいたら無意識に口走っていることもある。
それくらい私はマイナス発言が口癖みたいになっていた。自分でも怖い。

今、絶賛改善中だ。
自分にプレッシャーをかけるためにもここで堂々と書いておくが、
今後も、私がみんなの前で無意識にネガティブなことを口走る可能性が大いにある。その時はぜひ指摘して厳しく叱ってほしい。

そして最終的にはうざったいぐらいに明るいポジティブ野郎になる予定だ。

2つ目の目標は

自主練で徹底的に基礎を磨くこと

「小さいことを積み重ねる事が、とんでもないところへ行くただひとつの道だ」とイチローが言っていた。

基礎練習をしようと思って思いついたのが壁当てだった。
実際に、思いついたその日から壁当てをやってみた。

壁当ての良いところは1人でできるから練習相手に左右されることもない。
私の苦手なダイレクトプレーの練習もできるし、浮き玉を蹴って、跳ね返ってきた球をキャッチすれば、GKの基礎になるキャッチの練習もできる。

コツコツ黙々と1人でやるのが好きな私にとても向いている練習だと思う。

以上の2つが、壁を乗り越えるために私が決めた目の前の小さな目標だ。

この壁を乗り越えた先にはどんな景色が広がっているのだろうか。

“そんなことを考えながら壁に向かってボールを蹴っていると、目の前の壁にはしごがかかっているのを私は見つけた。

私は夢中でよじ登り、辺りを見渡すと、急に視界が開けた。

そこはインカレ決勝の舞台、西が丘のピッチだった。

私は大きくガッツポーズをして誰かと抱き合い、嬉し涙を流して喜んでいる。”

そんな白昼夢を私は壁の前で見た。


以上です。
明日もお楽しみに!
阪本