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4年生の想い『最後まで全員で』藤田智里

本日の担当は#17藤田智里です!

こんにちは。4年藤田智里です。

いつも何を書こうかと悩んできたア女日記ですが、
自分に向き合い、
自分の気持ちを言語化することのできる
この機会をいただけることに感謝しています。

ア式蹴球部女子・藤田智里としての
最後の文章を読んでいただけると嬉しいです。

 

 

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「寒いねー」って。「早いね。もう12月だよ」って。「4年生の想い書かないと」って。

 

そんな話をする時期になってしまった

 

なってしまった?

 

もっとゆっくり進めと
もっとみんなとサッカーがしたいと
もっとみんなと笑っていたいと
思っている自分

 

あんなにア女に入ることを悩んだ私が
下手くそで取り柄が無さすぎる私が
ア女での4年間に終止符を打とうとしている今、
感じていることを素直にここに記そうと思う。

 

 

誇闘

2023シーズンのスローガン

“誇闘”

誇りを持って闘う

 

抽象的だけど
だからこそそれぞれが持つ誇りがある

 

ピッチで闘う時も
ベンチでも、外から見ている時も
全員が誇りを持って闘う

 

綺麗事に聞こえるかもしれないけど
本気で目指してきたもの

 

個人的には、
早稲田のエンブレムを背負って闘うことができることに
喜びと誇りと責任を感じるとともに
それを体現することの難しさを感じてきた

 

プレーで示せないとき、
見ていることしかできないとき、
悔しさと不甲斐なさを感じた

 

それと同時に
勝利した時、得点した時に、誰かが良いプレーした時
みんなと笑う時間がやっぱり大好きだって
サッカーって楽しいなって
苦しくて忘れそうになるたびに思い出させてくれる

 

 

来年こそはピッチの上で活躍したい
そう思う4年間はあっという間で
あと1ヶ月となった

 

最後まで足掻き続ける
誇りを持って闘い続ける

 

 

今シーズン
残り数分で逆転負けや多失点もあれば
逆転勝ち、シュート数1本での勝利
いろんな試合があった

 

インカレはどんな試合になるかな
やってみないとわからないけど
みんなが楽しんで
ア女のサッカーで
全員がひとつに、最後まで闘えたらいいな

そんなチームを目指してきたから

 

一人一人が壁にぶつかりながらも
どんな立ち位置でも
離れていても
闘う姿を見てきた

だからこそ、
インカレで、
みんなの想いを全部ぶつけよう

 

みんなの笑ってる姿が見たい
みんなと一緒に笑いたい

 

 

同期へ

私の同期は、
考えすぎちゃうけど
それはチームのこと想うからで
すごく優しくて
すごく頼りになる人たち
そんな同期を誇りに思う

 

いつもありがとう

 

たくさん壁にぶつかって
たくさん話して、泣いて
くだらんことで笑う日々もあと少し

 

最後まで10人で”誇導”し続けよう

 

 

 

最後に

ア女を選んだあの日の自分に

ア女でよかった、ア女がよかったって

4年間を通して
自信を持って言える

これまでに関わった方々がそう思わせてくれた

そんなふうに思わせてくれる方々に
本当に感謝しかありません

これまで支えてくれた全ての人に感謝の想いを伝えられるよう
最後まで全力で闘い抜きます

 

 

 

2024年1月6日

 

 

これまでの時間が
この日のためだったんだねって
みんなで笑おう

 

 

最後まで全員で

 

 

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ア女での4年間。
彼女にとって
この道程は決して穏やかではなかった

嬉しさや楽しさのその裏側で、
悔しさも、
もどかしさも、
逃げ出したくなるような思いも、
目を背けたくなるような悩みも、
数えきれないほど味わってきた

それでも彼女は

「できることをやり続ける」

当たり前のことのように聞こえるかもしれないが
決して容易くないこのことを
全員が「誇」りを持って「闘」えるように
体現し続けてきた

その姿に
私たちは何度も奮い立たされ
その言葉に
私たちは何度も勇気づけられ
その背中が
私たちを何周りも強くしてくれた

 

彼女の4年間に最幸の終止符を.
彼女と共に日本一の景色で最高の笑顔を.

澤田