本日の担当は、2年藤田純帆です!
学年が上がり、学生スタッフとしての仕事も責任も増えた彼女。
沢山の悩みの中で見えてきた、彼女が目指すマネージャーの姿とは…
是非ご覧ください!
今回ア女日記を担当させていただきます、藤田純帆です。
日頃よりア式蹴球部を支えてくださるOB・OGの皆様、力強い声援を送ってくださる保護者の皆様、そして日々チームを取り巻いてくださるすべての方々に、心より感謝申し上げます。
こうしてア女日記を綴れるのも、皆様の暖かいご支援があってこそだと感じています。
拙い部分もあるかと思いますが、最後までお読みいただければ幸いです。
透明人間 __
これは、私がマネージャーを務める中でずっと自分に対して感じてきたこと。
これはア女に入ってからだけではなく、高校時代からそうだった。
それぞれの学校で全く異なるとは思うが、
私の高校でのマネージャーの仕事はかなり限られていて、
マネージャーがいなくても練習は成り立つし
試合のエントリーから移動手段や宿舎の確保まで顧問が行っていた。
自分たちマネージャーは本当に必要か、私はなんのためにこの場にいるのか、考えたことが何度もあった。
その度に何か選手のためにできることはないか探したが、当時の私にはできることに限界があった。
自分がいてもいなくても、
練習ができなかったり試合の結果が変わったりすることはないのではないか、という気持ちが、ずっとどこかにあった。
なんか透明人間みたいだなーって
与えられた仕事だけこなして、圧倒的に受動的でしかなかったから、
もっともっと、自ら積極的にチームに働きかけたかった。
だからこそ、学生主体のこの組織に強い憧れと大きな希望を感じた。
やる気と気合いだけは十分で入部した一年次。
全く新しい環境、素敵なチームメイトに出会い、あっという間に時間が過ぎていった。
たくさんのことを覚えながら、先輩について行くのに必死だったけれど、
常に、次の、また次のミッションが待っている感じが、緊張感や高揚感が、とても好きだった。
少しずつ、自分の存在意義を見出せるようになってきた。
が、先輩が常に自分の一歩先にいる。
私が気づくことは先輩も当然気づいているし
新しいことを試みても、既に実証されているし
考えられるリスクも事前に考慮・対処されていた
自分が動こうとするほど
先輩とのギャップを目の当たりにするばかりだった。
私は真似をしているだけで、
もっともっと広い視野、多様なアイデア、先を読む能力、
足りないもの、欠けているものがたくさんあると痛感した。
このままでは透明人間のままで、まだ自分の存在価値を見出せない。
ミスだけが目立って、良くないことで人の目に映ることの方が多い。
これは自分の未熟さの現れ。
そうではなくて、
私がチームにいて良かったって思ってもらえるような人間になりたい。
そこで初めて、
ずっと心の中にあったもやもやがなくなりそうな気がする。
そして私が大事にしていることは
・選手ファーストで考えること
・選手の立場を推測して物事を視ること
選手ファーストという考え方は、あいかさん(昨年度主務・大庭愛叶)から学んだこと。
初めて聞いたときにとても素敵だと思い、それ以来ずっと大切にしている言葉。
また、私にはサッカーの経験はないため
選手の立場に立って考えるとか、コートでプレーしてる感覚を想像するとかはできないし
無理にやろうとすると、かえって正しい選択ができないと思った。
だから推測をする。
日々の会話や監督の話から情報を得て自分なりに考える。
疑問に感じたことは聞きに行く。
名探偵コナンになったつもりで
たくさん推理する。
今年度、私たちに残された4か月弱。
後期リーグ、皇后杯、インカレ
大好きなこのチームで最後に笑って終われるように
りこさん(主務・山崎理子)の足を引っ張らないように
たくさん考えて、走って、話して、挑戦して、学んで
成長曲線の傾きを大きくしていきたい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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以上です。
明日もお楽しみに!
小林