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『後悔のないように』 4年 阪本環

本日の担当は、4年阪本環です!
痛みを抱えながらも、チームと自分と向き合い続ける彼女。
4年生としての在り方を悩みながらも、絶対にブレない彼女の信念とは…
是非ご覧ください!

こんにちは。
本日ア女日記を担当させていただく4年阪本環です。
日頃よりたくさんの温かいご支援・ご声援をいただき誠にありがとうございます。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。

2025年1月、大好きで頼もしくてかっこよくて背中が大きかった4年生が引退した。
3年間の日々の思い出ととてつもない寂しさと、今度は自分達の番だという大きな不安が込み上げてきた。

ア女の4年生。
この学生主体の組織において4年生がどのくらい重要で大変か頭の中では分かっていたつもりだった。
でもいざ4年生になってみると、考えることもやるべきことも求められることも想像以上に膨大で、不安になっている暇もなく自ずと責任感が芽生えた。

4年生として何ができるか。
全員が”躍道”し日本一のチームになるために自分には何ができるだろうか。

サッカーが上手で頭の回転が早くて言語化能力の高い4人の同期に比べ、サッカーの実力もないし思ったことをすぐに言葉にするのもあまり得意ではない。

それなら同じことを伝え続けよう。
楽しんで勝つサッカーは球際切り替えのベースがあってこそ。
奪われたら奪い返せばいい。
自分自身のプレーが上手くいかない時も、いつもここに戻ってくる。
伝え続けるために自分自身もこだわり続けようと決意した。

そして尊敬する先輩達がそうしてくれたように、裏の練習や試合後の練習、フィジカルなど苦しい時こそポジティブに、笑顔で全力でやり切ることがチームのためにも自分のためにもなると信じてやってきた。

今も変わらずやり続けている
と言いたかった。

今は今年の3月に発症した腰のヘルニアが悪化し、離脱している。
今シーズン復帰と離脱を繰り返しながら、気持ちで痛みを抑え込んでやってきたけれど、体が限界を迎えた。
医者からは手術を提案されたけれど、色々と考えてとりあえず今はやめた。

正直色々な感情があり自分でもよく分かっていない。
そしてここにその感情を羅列できるほど私は強くない。

でも大好きなア女で後悔のない形でサッカー人生を締めくくりたいという気持ちは変わらない。

そのために、どんな立場だとしてもやることは変えない。

苦しい時こそ笑顔で全力で。
ア女の伝統を紡ぐ。サッカーも。それ以外も。

復帰できるかは分からないけれど、後悔のないよう一日一日を過ごしていきたい。

そして絶対に最後まで諦めない。
後悔のないように。——————————————————————————————
以上です。
明日もお楽しみに!
小林