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『決意表明』3年 山崎理子

本日の担当は、3年山崎理子です!
今シーズン主務を務める彼女。
ア女の主務という責任感の大きさに悩みながらも、選手のために、部の円滑な運営のために、日々走り続ける彼女の”決意”とは…。
是非ご覧ください!

こんにちは。
本日ア女日記を担当します、3年主務の山崎です。

主務1年目の今シーズン、さまざまな経験を通して感じた“決意”を言葉にします。拙い文章ですが、読んでいただけると幸いです。

主務になって10か月。
朝起きてメールを確認し、今日やることを書き出す。リーグ戦や遠征の手配を頭の中でシミュレーションしながら、スケジュール帳とにらめっこ。
思うように進まない調整や、立場ゆえの責任の重さに悩む日もある。
もともと計画的な性格ではない私にとって、主務という役割は常に少し背伸びが必要だった。

春休み、シーズンが始まってすぐの頃。
タスクは山積みでミスを連発し、自分の不甲斐なさを痛感した。
いつ辞めてもいいように、東伏見までの実習用定期を1か月単位で買うくらいには自信を失っていた。
オフの日までPCに向かい続ける自分に、嫌気がさしたこともあった。

主務という役職にネガティブな気持ちを抱いていた私だが、早慶戦を経験して考え方が変わった。
男女共催として初めて大規模な運営に携わり、女子部では史上最多となる約2,500人の方々にご来場いただいた。
直前でのレギュレーション変更や、タイスケ調整など、早慶戦を成功させたい一心で奔走した8月。
等々力競技場で選手たちが輝く姿を見た瞬間、これまでの苦労がすべて報われた気がした。
史さんにMVPだと言ってもらえたことが何より嬉しかったし、無敗の歴史の重みと確かなやりがい、そして誇りを感じた瞬間だった。

そして今、シーズン終盤。皇后杯やインカレといった大舞台を前に、1日1日の行動が日本一につながると感じている。
“今日”という一日をどう過ごすかが、チームの未来を決めると思う。
「今日はいいや」「また明日でいいか」と思った瞬間に、一つの成長の機会を逃しているかもしれない。
もし今日できていたら、明日はもっと良い自分、もっと強いチームがあったかもしれない。
だからこそ、妥協せず自分やチームと向き合い続けたい。
逃げたくなる瞬間こそ、自分を変えるチャンスだと信じて前に進みたい。

ア女に入って3年目。
インカレ優勝を逃し、「日本一」という言葉の重さと難しさを痛感してきた。
主務としてのあり方の正解もまだ見つけられていないし、チームとしても個人としてもまだまだ成長したい。

インカレ決勝、西が丘のピッチに立ち、みんなで日本一を獲りたい。

そのために全ての努力をア女に捧げ、妥協せず、後悔のない日々を積み重ねていきたい。

最後に
WMWクラブの皆様を始め、保護者やファンの皆様におかれましては日頃より暖かいご声援をいただきありがとうございます。
ア式蹴球部としては101年、ア女として34年目の今シーズン、長い歴史に相応しい、強く恐いア女を体現すべく一丸となって頑張ってまいります。
今後とも応援の程よろしくお願いいたします。
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以上です。
明日もお楽しみに!
阪本