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伴走ボランティア

こんにちは。
3月25日に、代々木公園で伴走ボランティアをしました。

伴走ボランティアとは、視覚障害者ランナーの方に周りの状況を説明しガイドすることで、ランナーの安全を確保しながら、一緒に走るというものです。

今回は部として5回目の参加でした。初めて体験する部員もいたため最初は自分たちで伴走の練習を行いました。実際に目を閉じて走ることでランナーの方の擬似体験をし、それからランナーの方と一緒に走りました。3年生以上は慣れており、すぐにランナーの方と仲良くなり、息を合わせて走っていました。初めて体験する部員は、少々ぎこちない感じはしていましたが、ランナーの方の優しさやおもいやりからすぐに慣れ、楽しい時間を過ごさせていただきました。

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3年 吉松真希
私は今回が、二度目の伴走ボランティアでした。一緒にジョギングさせていただいた方は、私の4倍以上長く生きられている方でした。人生のアドバイスや、今のうちにしておいたほうが良いこと等、大変貴重なお話を聞かせていただきました。青空に満開の桜というとても恵まれた環境の下で、二人三脚で声を掛け合い、時には歌いながら楽しい時間を過ごさせていただきました。伴走を始める前に、自分自身が目を瞑って走るという体験をし、何も見えないことに怖さを感じました。伴走を通して、相手の立場になって考えることの大切さを改めて感じました。

2年 佐々木呼子
今回伴走で印象的なのは、ごくごく普通に明るい”視覚障がい者”達の姿でした。私が一緒に走った人は目も耳も不自由でした。言葉も通じず触れる感覚でサポートしながら走りました。なに不自由なく生きてきた私にとって目が見えない世界も耳が聞こえない世界も簡単に想像できるわけではないけれど、支えていきたいと強く感じました。また明るい姿と言っても、障がいを抱えた人は日々不安と共に生きていると思います。困っていると気付いたらすぐ行動に移せる人になろうと思います。
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ポカポカ陽気で快晴という環境の下、加えて参加者全員の活気溢れる笑顔により、とても気持ち良く走ることができました。満開直前の桜並木はとても綺麗でした!また、次の機会も参加させていただきたいと思います。

それでは失礼します。

黒川