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伴走ボランティア

こんにちは!
3月31日(日)、代々木公園にて伴走ボランティアに参加しました。

走ボランティアとは、視覚障がい者ランナーの方に周りの状況を説明しガイドすることで
ランナーの安全を確保しながら、一緒に走るというものです。

今回は部として6回目の参加でした。
初めて体験する部員もいたため最初は自分たちで伴走の練習を行いました。
実際に目隠しをして誘導されて走る擬似体験をし、
目が見えない中で歩いたり走ったりすることの
想像以上の恐怖感でなかなか上手く走れず
部員たちも悪戦苦闘していました。
そうして伴走に参加される方々の凄さと強さを身をもって
痛感した中で始まったボランティア。
3年生以上は慣れており、すぐにランナーの方と話を弾ませ息を合わせて走っていました。
初めて体験する部員もランナーの方の優しさやおもいやりからすぐに緊張もとけ、
楽しい時間を過ごさせていただきました。
たくさんの差し入れも美味しく頂き、笑顔の溢れる空間となりました!

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【部員の感想】
・三年(トレーナー)菅原貴
3年 菅原 貴幸

私がご一緒させていただいたのは翌週に大会を控えていらっしゃる方で
そのことをお聞きしたときは私なんかが大事な調整の時にペースを乱すのでは、
と心配になっていましたがその様子を感じ取られたのか気さくに話しかけて頂きました。
お話しさせていただく中でその方の学生時代の過ごされ方を聞き、
自身の生活を見つめなおす良い機会となりました。
私自身、障がいをお持ちの方との交流は小学生の頃より度々あり
交流を重ねるごとに障がいをお持ちの方への言葉や対応の変化に気づきます。
何も知らない幼稚な頃は『手伝ってあげる』というような気持ちであったのに対し
今では『ご一緒する』というあくまで相手の方を変に気を使うことがなくなりました。
障がいをお持ちの方皆様が必ずしも自身の境遇に対して
ネガティブではないことをこれまでの経験の中で感じ
それを尊重して過ごそうと再確認することのできた機会でした。
無双さんのご活躍を心待ちにしております。

・二年 黒柳美裕
人間は視覚から得る情報が8割を占めると言われている中で、目が不自由な人が健常者と同じように走ることができるのかという私の疑問は伴走をさせてもらってすぐになくなりました。
聴覚・嗅覚が非常に研ぎ澄まされており、今どこにいるかや人の多さ、車の交通量、公園で何が行われているかなど、私が目で見ている景色と同じ場面を見ているかのようでした。
しかし、私達の伴走の役割である不意な飛び出しや予想外の動きをするもの危険だということ、それを咄嗟に分かりやすくはっきりと言わなければならない。相手を思いやる声かけ、心を持つことがどれだけ大切であるかということを改めて感じました。

貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!
それでは失礼します。
阪本