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インカレ特集〜4年生の想い・中田有紀〜

本日から、4年生の想いが始まります!

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『たとえつかの間の出会いでも、全ての御縁に種があり、あらゆる出来事にも意味があり、後々必ず生かされ咲く。だから自分の志を磨いて下さい。』

ある時、母からもらった言葉。

22年間生きてきた中で、

どれだけの人に出会ったのだろう。

どれだけ支えられてきたのだろう。

思い返せば、数え切れないほどの経験をし、挫折を味わい、共に涙し、共に笑った。

そのほとんどが、私のサッカー人生の中にある。

お前らは谷間の世代だ。

と、ふと言われた時があった。

悔しかった。苦しかった。

結果を常に求められ、

求めていく中で、

『連覇』『日本一』

という積み上げてきた歴史が恐くなる時もあった。

でも、

優勝した瞬間はどの試合も胸が熱くなった。

だから、掴みたい。

もう一度。

もうひとつ。

あとひとつ。

ア女で過ごした4年間、

もちろん楽しいことや嬉しいこともたくさんあったけれど、

それ以上に、理想と現実とのギャップに葛藤し、悔やんだり、辛いこともたくさんあった。

でも、今となっては、その失敗や後悔が

全て『有難い』と感じる。

難が有るからこそ、人のありがたみや人のあたたかさを知り、

何かを成し遂げた時の達成感や感動が得られるのだと思う。

自分の弱さに気づくまでに時間がかかったけれど、

有難いことに、

新たな見方や価値観を教えてくれる先輩方、伝えてくれる14人の同期、後輩、そしてスタッフがいた。

遠くに居ても支えてくれる家族がいた。

同期14人。

思いやりがあって、面白い見方ができて、いつも刺激をもらって、こんな同期に恵まれて、私は幸せ者です。

自分たちが掲げた『頂』まで、何がなんでも登りきろうね。

可愛い後輩たち。

たくさん不安にさせてごめんなさい。

こんな私の背中を押してくれるみんなに感謝しています。ありがとう。

あと少し、4年生に力を貸してください。

何よりア女は、継続できる意志の強い人たちの集まりだと思います。

本当にたくさん頼りにしています。

このメンバーでできる最後の大会。

最後くらい頼れる姿でありたい。

このメンバーで、新たな歴史を刻みたい。

私らしく、泥臭く。今まで私を支えてくれた仲間に、そして家族に心からの感謝を込めてプレーします。

まずは12月26日の初戦。

最高の準備をして、必ず勝って次に繋げよう。

まだまだやれる。もっとやれる。一緒に。

そして最高の仲間と、最高の瞬間を。

『頂』とろうね。

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彼女の泥臭いプレーに何度

助けられてきたか

励まされてきたか

熱い気持ちが表れるそのプレー1つ1つに

私達は鼓舞され

そしてチームが前に突き進む

彼女がいるからこそチームは強くなる

そこまで彼女の存在は大きくなった

4年間、苦しみもがき続け

数々の「選択」をしてきた

彼女のプレーを見逃すな

次回は誰でしょうか?

お楽しみに!

蔵田