diary-women

「ア女にいる私」vol.5 真田彩葉

本日の担当は、3年真田彩葉です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は今3年生。
まだ段階のところで、その中で自分を肯定したり否定したりして評価するのは嫌だと思った。
途中だからというのが言い分だ。
大したことではないのにこだわって中々面倒くさい者だなと思う。
だから、自分のことをよく考えている賢い者と勘違いして、実はただただ素直なだけというオチであって欲しいと思うことが多々ある。

でも今言えることは、ア女にいる私が好きということ。
この環境にいて頑張れることにとても感謝している。

とても短くなってしまうので、不思議な体験をした話。

私は一年前、膝の怪我をして手術を受けた。
手術が終わりオペ室から自分の部屋に戻ったのと同時に、あ、終わったんだと気づいた。
意識は朦朧として目も開けないけれど、左足が鉛のようにどーんとして動かないことは分かった。
途端に悲しい感情が湧き上がってきた。
そしてその時、自分の姿が見えた。
横向きに丸まって眠っている自分。表情は穏やかだった。
そしたらその自分が「頑張ろう」と言った。
ボロボロ涙がこぼれた。
「すごいな自分。もう頑張ろうって言ってるよ」
とても感動した。
頑張ろうってこういうことなんだなとも思った。
幽体離脱したんじゃないかと思うくらい、自分ではないけれどもう一人の自分だった。
本当の心の声なのかな。
まっさらでまっすぐな心の声を聴いたようで今でもとても印象に残っている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以上です。
明日もお楽しみに。
阪本