この度、弊部所属、生方聖己の東京ユナイテッドFC2023シーズン加入が内定致しました。
プロフィール
生方 聖己（ウブカタ セイナ）
1999年8月17日生まれ（23歳）
ポジション: GK
身長／体重 173cm/68kg
チーム歴
高崎市立高崎中央小学校(中央SS)→高崎市立高松中学校→高崎市立高崎経済大学附属高校→日本体育大学→早稲田大学
本人コメント
初めまして。早稲田大学ア式蹴球部より加入する事になりました、生方聖己(うぶかた せいな)です。
自我が芽生えてからの私の今までの人生は、全てプロになる為にありました。
4年目、ようやく関東の舞台に立つも、組織の問題に苦しみ離脱して、そこで自分はもうプロになれないという事を悟りました。
絶望に駆られ、死んだように生きる日々が続く中、本当に多くの方のおかげで日々の生活に光を取り戻すことができました。
その時に気づいた事は
・「サッカーは万物様々ある事柄のたった一つにしか過ぎないこと」
・「何になりたいかより、どう在りたいかの大切さ」
です。
夏から引退まで、サッカーから身を引くタイミングは今である、と何度も思いました。
しかし、引退してから思い返されたのは４年間自分に負け続けた日々の記憶でした。
「今日はいいや」
「これくらいでいいや」
そうやって課題を先延ばしにした日々。
私がプロになるという目標を達成できなかったのは、才能や努力値ではなく、自分から逃げ続けていたことだと気づきました。
その事実に気づいたまま、サッカーの世界から身を引く決断を私はすることができませんでした。
逆に、弱い自分に打ち勝ち続け、PDCAを回しまくった先に、自分はどのレベルまでいけるのか見たくなりました。
覚悟を決め、チームを探している時に、このチームに出会えました。
このチームなら、間違いなく成長できると確信し、続けさせていただける事になりました。
このチームで自身の成長と共にチームの目標であるJFL昇格に貢献し、東京ユナイテッドに関わる全ての方々に喜びを届けられるように戦います。
どうぞよろしく願いいたします。
東京ユナイテッドFC 総監督 福田 雅様のコメント
サッカー選手である以上、プロサッカー選手としての成功を求めることは当然です。
しかしながら、その道が閉ざされた時に、彼らが人生における新たな成長・成功を定義するまでには時間が必要です。
生方もその途上にある選手だと思っています。
これからもサッカー選手としての成長・成功を追い求めることは止めません。
一方で、23年間追い求めてきた成功を超える自身の成功モデルを確立するのにも、覚悟と決意が求められます。
生方には、その覚悟と決意が感じられました。
きっとサッカー選手という立場を離れても、彼は大きな花を咲かせる男であり、そんな一人の男の成長と成功を、クラブとしては見守りたいと思っております。
【問い合わせ】
早稲田大学ア式蹴球部
wmw@mvg.biglobe.ne.jp（主務・山田）
なお、東京ユナイテッドFCのHPにもお知らせが出ておりますので、こちらも合わせてご覧下さい。