【「アミノバイタル®」カップ2023第12回関東大学サッカートーナメント大会】
2023年6月30日(金)
準決勝 vs国士舘大学
18:00Kickoff @AGFフィールド
早稲田大学 1(0-0、1-1、EX0-0、0-0、PK4-5)1 国士舘大学
■得点者
-後半
21分 早稲田大学(鈴木大翔)
29分 国士舘大学
■先発メンバー
GK 1ヒル袈依廉
DF 23 佐々木奈琉 13 神橋良汰 3 中谷颯辰 5 石川真丸
MF 8 福井寿俊 10 植村洋斗 7 安斎颯馬 31 成定真生也 11 小松寛太 24 伊勢航
FW 26 鈴木大翔
■リザーブ
GK 16 山田怜於
DF 2 森璃太 6 平松柚佑
MF 14 山市秀翔 15 東廉 22 平野右京 24 伊勢航 32 光田脩人
FW 9 奥田陽琉
■交代
-前半-
21分 7 安斎颯馬 → 22 平野右京
-後半-
12分 31 成定真生也 → 14 山市秀翔
30分 9 奥田陽琉 → 26 鈴木大翔
-延長前半-
6分 5 石川真丸 → 2 森璃太
-延長後半-
2分 8 福井寿俊 → 24 伊勢航
【レビュー】
準決勝の相手は関東1部所属の国士舘大。決勝まであと1勝となったが、目の前の試合に集中し、なんとしてでも勝利をおさめたい早稲田。連日の試合で疲労があるもののチームの総合力を見せ、一丸となって乗り越えたい。
前線から激しいプレッシャーをかけてくる相手に対してダイレクトプレーを有効に使いながらプレスを剥がしていく早稲田。ロングボールを中心に攻撃を仕掛けてくる相手に対して早稲田3中谷、13神橋のCBがボールを跳ね返し続ける。しかし、15分に右サイドハーフで入った7安斎が負傷をしてしまう。代わって22平野が投入される。ボールを保持する展開が続いた中で29分、ダイレクトプレーでパスを繋いでいき、26鈴木が5石川へとラストパスを出し、キーパーと一対一となるも惜しくもキーパーに阻まれてしまう。33分には相手に裏を抜け出されピンチを迎えるも5石川が体を張った守備を見せる。お互い目立ったチャンスを作ることができないまま0-0で前半を終える。
高い強度の中、早稲田8福井、10植村、31成定を中心とした中盤の選手がボールに関わり続けて試合をコントロールした。アクシデントによる交代があったもののピンチに対しては守備陣が体を張って失点を許さない。前半のうちに交代枠を1つ使うことになってしまった早稲田だが、後半は残りの交代枠を有効に使い得点に繋げたい。
立ち上がりから相手の前線からのプレッシャーを受けるが早稲田10植村、8福井のダブルボランチを中心としてボールを保持しようとする。対抗する早稲田も31成定の前からのプレスで相手のミスを誘う。そこから10植村へとボールを繋ぎ、11小松がスルーパスに抜け出しクロスをあげ、22平野が合わせるも得点には至らない。
その後、21分にロングスローからゴール前へと押し込み、混戦の中を26鈴木が押し込み先制。しかし、29分に一瞬の隙をつかれ、1点を返されてしまう。その後はオープンな展開となり、なかなかチャンスが訪れない。一方でピンチを迎える場面があったが1ヒルのビックセーブによって失点を許さない。追加点を奪えることができないまま1-1で後半を終える。
90分で決着がつかないため延長線を迎える。延長前半はチャンスを作れないまま終わるも延長後半4分には途中交代で入った早稲田2森のクロスを14山市がトラップからボレーシュートを打つも惜しくも枠を捉えきれない。続く7分にも22平野の右サイドからの左足のクロスに9奥田が頭で合わせるもこちらも得点には至らない。このまま両者得点を奪うことができずPK戦にもつれ込む。早稲田2人目のキッカーのボールがポストに弾かれてしまう。その後、両者成功を重ねて4-5の結果、PK戦で国士舘大に敗れる。
110分間の激闘の末、PK戦にて敗れた早稲田。しかし、高い強度の中でも随所でうまさを見せ、ゴールに迫っていった。うまさだけではなくゴール前では体を張り、試合終盤になっても足を止めることなく果敢に得点を奪いにいく姿勢を示し続けた。日曜日に控える順天堂大学との3位決定戦は関東リーグで2週間後に戦う相手でもあり、絶対に負けられない試合である。関東リーグ、総理大臣杯に繋げるためにもチーム一丸となって勝利を掴み取りたい。
次回の公式戦は
【「アミノバイタル」カップ2023 第12回関東大学サッカートーナメント大会 3位決定戦】
7月2日(日)vs順天堂大学 13:00kickoff @味の素フィールド西が丘