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伴走ボランティア

こんにちは!
新4年の大和翔です。

今回は、
2019年 社会貢献活動 第2弾
「WAP 視覚障がいを持つ方と一緒に走る伴走ボランティア」
についてです。

4年の伊藤、大和、紫竹、3年の中山が参加しました。

伴走ボランティアは今回が初めての参加だったので、会場に着くと、競技スポーツセンターの橋谷田さんから、伴走のやり方について指導していただきました。

二人一組になり、1人がアイマスクをつけて、もう1人が隣で伴走しました。

伴走する際は、目の見えない方が、いかに安心して気持ちよく走っていただけるかが重要であるため、以下のルールを意識します。

①縁石から1.5メートル離れて走る
②左側を走る
③手足を合わせる(障がい者が左足を出した時は右足、右足を出した時は左足を出す)
④とにかく声をかける

実際にアイマスクをつけて感じたのですが、視覚が使えないと、小さな段差やまわりの些細な音に敏感に反応し、恐怖でなかなか前に進めませんでした。
そんな恐怖心を抑制するには④の「声」が大変重要でした。
そのため、前や後ろから人が来る時は
「後ろから2人が追い越してきます。左側を通ります。」
などと具体的に声をかけます。

橋谷田さんの指導の後は、視覚障がい者と実際に伴走しました。


はじめは、コースを間違えたり、ぶつかりそうになったりと、パートナーに迷惑をかけていましたが、徐々に慣れ始め、ジョギングからランニングペースになり、計10キロほど走りました。

ハンディを持っている方は、内向的な性格なのかなという偏見を勝手に持っていましたが、話していると、自分なんかよりも明るい方が多い印象でした。

また、お仕事や趣味、学生時代の話だけではなく、目が見えなくなったきっかけや、日々感じる悩みや苦労、社会への要望など、話しにくいであろう内容にも快く答えてくださり、今後の幣部の社会貢献活動において、大変良い経験になりました。

中でも印象的だったのが、
「今日は来てくれてありがとうね。君みたいな若い健常者がもっともっと増えてくれたら嬉しい。」
と言っていただけたことでした。

そのため、
このような素晴らしい活動があることを世の中にもっと広めることはもちろん、今回の活動に留まらず、他の障がい者ボランティアにも積極的に参加していこうと思います。

2020年東京パラリンピック開催までに、障がい者スポーツはより注目度が高まると予測される中で、幣部も微力ながら貢献できるよう、日々考えながら行動していきます。

最後にこのような貴重な経験をさせていただき、
アキレスインターナショナル様とJBMA(日本ブラインドマラソン協会)様には大変感謝しています。
今後とも宜しくお願い致します。

それでは。