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皇后杯JFA第 44 回全日本女子サッカー選手権大会 4回戦(vs 大宮アルディージャVENTUS)

皇后杯JFA第 44 回全日本女子サッカー選手権大会 4回戦

12/17 vs 大宮アルディージャVENTUS
11:00 kick off

早稲田 0 (0-1,0-0) 1 アルディージャ

【メンバー】
-前半-
近澤、田頭、夏目、浦部、井上、三谷、築地、笠原、宗形、髙橋、吉野

-後半-
近澤、田頭、夏目、浦部、井上、三谷、築地、笠原(→白井)、宗形、髙橋、吉野(→生田)

【得点・失点】
-前半-
2分 失点

以下、戦評です。

皇后杯4回戦が今大会3度目の乗り込みとなる地、栃木グリーンスタジアムで行われた。対する相手は、大宮アルディージャVENTUS。今シーズンのア女の大きな目標の一つである、「皇后杯ベスト8、WEリーグ撃破」まであと一つ。やっとここまでたどり着いた。チーム全員でここまで来れたことの自信を胸に、チャレンジャー精神を持って、ぶちあたるだけだ。

前半は、ア女ボールでキックオフ。2分、開始早々試合が動く。相手に前線からプレッシャーをかけられ、ミスからボールを奪われる。そのままシュートを打たれ失点。0-1となる。切り替えてまずは1点を取り返したいア女。6分、10髙橋が相手陣でボールを奪い、ミドルシュートを放つが惜しくもバーの上。ア女のファーストシュートで勢いをつける。11分には、右サイド7三谷がドリブル突破からクロスを上げる。26宗形が合わせるも相手に阻まれる。その後、混戦から最後は19築地がシュートを打つもゴール右に枠を外れる。両者譲らない展開で、互いにチャンスを伺う。22分には、相手が背後へのボールを出すが、統率されたDFラインでオフサイドをとる。31分、ビルドアップのミスからピンチとなるが、2夏目の素早い切り替えで奪い返し、事なきを得る。37分、左サイド26宗形のクロスに19築地が頭で合わせる も、枠を僅かに外れる。シュート数は上回るも追いつくことはできず0-1で前半終了。

HT、攻撃時での相手のかけ方に対する動き、狙い目を定める。また守備では、プレッシャーをかける際の立ち位置を修正。ボールが持てる状況も多くある中、決して守りに入ることなく、まずは一点を返しに行く。

後半は、相手ボールでキックオフ。まずは1点を返したい。50分、相手の連続した攻撃からクロスをあげられるも1近澤が落ち着いてキャッチ。58分、8井上から右サイド7三谷へのロングフィードからチャンスを作る。7三谷がドリブルで仕掛け、ペナルティエリア内に侵入するも、相手DFに奪取される。67分、自陣でボールを奪うと、10髙橋が持ち運び、ショートカウンター。駆け上がる11吉野へパスを出すもカットされ、シュートまでが遠いア女。74分、左サイドからアーリークロスをあげられるも、19築地がヘディングでクリア。両者集中した堅い守備で決定的なチャンスは生まれず。79分、14笠原→18白井の交代を行う。83分、相手にドリブルで運ばれペナルティエリア付近でシュートを打たれるも、15田頭のブロックで追加点を与えない。85分、11吉野→27生田の交代を行う。その後も、最後まで走り続けるア女だが、ゴールを奪えず0-1で試合終了。

2022ア女が目指す1個目の目標達成まで、あと一歩で幕を閉じた。私たちが積み上げてきたものは発揮できた部分もあったが、通用しない部分もあり、結果皇后杯の舞台から去ることになった。格上相手に手応えがあっただけに悔しさがこみあげる。しかし、新たな答え合わせが出来たし、新たな収穫も得られた。
ア女はまだ貪欲に求め続ける。
ア女はまだ死んでいない。
戦いのあとの感情として、貴重な良い経験をさせていただいたことに感謝したいし、誇りを持って最後のステージ=インカレへ切り替えるべきであろう。この敗戦は2022最後の糧となった。
全員がこの結果を受け止め、見つめ直し、行動する。それが各々のラストの仕事になる。残り限られた時間の中で、チームとして何ができるか。昨日の自分を超え、ア女を超え、毎日アップデートのピッチを上げていく。
そして最後に笑うのはア女だ。

戦評担当:髙橋、藤田

【次戦情報】
第31回全日本大学女子サッカー選手権大会

2回戦 vs帝塚山学院大学・周南公立大学の勝者
日時:2022年12月26日 11:00kick off
場所:みきぼうパークひょうご第2球技場
有観客試合

Twitter速報あり
Live配信あり

それでは失礼します。
澤田