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第37回関東大学女子サッカーリーグ 後期第10節 試合結果(vs 帝京平成大学)

第37回関東大学女子サッカーリーグ 後期第10節

10/21 vs 帝京平成大学
16:00 kick off

早稲田 1(1-0,0-0)0 帝京平成

【メンバー】
-前半-
石田、夏目、堀内、田頭、浦部、築地、三谷、大山、笠原、白井、﨑岡

-後半-
石田、夏目、堀内、田頭、浦部、築地、三谷、大山(→新井)、笠原、白井、﨑岡

【得点・失点】
-前半-
20分 白井美羽

-後半-
なし

以下、戦評です。

秋のひんやりとした風が吹く曇り空の下、関カレ後期第10節、帝京平成大学との一戦が行われた。前期に無念にも大敗した相手に、ホーム最終節で雪辱を果たそうとチーム一丸となって挑んだ。

前半は、相手ボールでキックオフ。序盤から相手の猛攻が続く。前半3分、自陣右サイドをドリブルで突破されるも4堀内の守備で事なきを得る。その後のCKは1石田がパンチングでピンチを凌ぐ。10分、自陣右サイドから鋭いクロスを上げられるも1石田が正確にキャッチする。15分、自陣中央でFKを与えてしまうが、4堀内がヘディングで弾き出す。その後のCKも冷静に対応し、相手に得点を奪わせない。相手の攻撃に耐える時間が長く続いたが、20分、ついにア女のチャンスが訪れる。4堀内から右サイドの9三谷へ絶妙なロングパスがおくられる。9三谷がキープし、落としたボールを2夏目がダイレクトで中にあげる。それを、逆サイドから走り込んだ8白井が見事に合わせ、ア女に待望の先制点をもたらし1-0とする。その後は徐々にア女のペースになっていく。33分、相手陣地左サイドでFKを獲得。30大山のボールに10築地が合わせるも、得点には至らない。39分、9三谷が右サイドから鋭いクロスをあげ、走り込んだ8白井がシュートを放つも相手DFにブロックされる。45+2分、30大山のスルーパスに反応した9三谷がCKを獲得。30大山のボールに10築地が合わせるも相手DFにクリアされる。序盤は相手の勢いに押され、耐える時間も長かったが先制点を守り切り1-0で前半を終了する。

ハーフタイムでは、ビルドアップをする際の立ち位置の修正や、焦れずにパスを回しながらマイボールの時間を長くしようと共通認識を持ち、後半に臨んだ。

後半は、ア女のボールでキックオフ。49分、自陣右サイドをドリブルで侵入されるが4堀内がスライディングで防ぐ。続く相手CKは8白井がヘディングでクリアする。56分、自陣左サイドからクロスがあがるが、1石田が冷静にキャッチ。前半と同様に、相手にボールを持たれる時間が長く続く。67分、自陣左サイドでFKを与えてしまうが、1石田がパンチングでボールを弾き出す。セカンドを相手に拾われるが、全員で集中して守り切る。給水後の69分、30大山→27新井の交代を行う。76分、自陣右サイドでFKを与えてしまうが、2夏目が粘り強い守備をし、ピンチを防ぐ。83分、自陣左サイドで相手がクロスをあげようとするも、10築地が体を張ってブロックする。その後の相手のCKも全員で冷静に守り切る。86分、左サイド9三谷が裏への抜け出しから強烈なロングシュートを放つも相手GKの好セーブに阻まれる。87分、27新井と2夏目の連携から右サイドを崩し、2夏目がクロスを上げるも上手く合わせることが出来ない。90+4分、9三谷が積極的に仕掛け、最後は迷わず左足を振り抜くが、惜しくも枠を捕えることが出来ない。攻め込まれる中でも幾度かチャンスを生み出すことができたが、追加点は奪えず1-0で試合終了。

相手に攻め込まれる時間が長かったものの、試合終了のホイッスルが鳴るまで全員が最後まで集中を切らさずに戦った結果、ホーム最終節で前期の雪辱を果たすことができた。しかし、球際の強さやセカンドボールへの反応など、良い意味で課題を突きつけられた試合となった。残り3ヶ月、これらの課題と向き合いつつチームの攻守における質をもう一段階レベルアップさせていきたい。

戦評担当:新井

【次戦情報】
第29回関東女子サッカーリーグ
後期第6節vs筑波大学
日時:2023年10月22日 16:00kick off
場所:早稲田大学東伏見グラウンド

X(旧Twitter)速報あり
グッズ販売あり

それでは失礼します。
阪本