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第32回全日本大学女子サッカー選手権大会 決勝(VS 山梨学院大学)

第32回全日本大学女子サッカー選手権大会 決勝
1/6 vs 山梨学院大学
13:00 kick off
早稲田 2(2-1,0-1)3 山梨学院
(延前0-1,延後0-0)

【メンバー】
-前半-
石田、夏目、後藤、田頭、三谷、笠原、築地、浦部、千葉、大山、﨑岡

-後半-
石田、夏目、後藤、田頭、三谷(→新井)、笠原、築地、浦部、千葉、大山、﨑岡(→白井)

-延長前半-
石田、夏目、後藤、田頭、新井、笠原、築地、浦部、千葉、大山、白井

-延長後半-
石田、夏目、後藤、田頭、新井、笠原、築地、浦部、生田、大山、白井

【得点・失点】
-前半-
7分 千葉梨々花
19分 失点
39分 三谷和華奈

-後半-
85分 失点

-延長前半-
95分 失点

-延長後半-
なし

以下、戦評です。

第32回全日本大学女子サッカー選手権大会決勝が味の素フィールド西が丘で行われた。
対する相手は、今シーズン関カレで前期後期ともに敗北を喫し、昨年インカレ準優勝の山梨学院大学。ア女2023最終戦。舞台は整った。全員で日本一の景色をみるため、早稲田に、ア式蹴球部に、チームに、自分に誇りを持って臨んだ。

客席から応援団を中心に応援してくださる方々の声が響き渡る中、試合開始のホイッスルが鳴り響いた。前半は、ア女ボールでキックオフ。入りから相手陣でFKを得るなど良い入りを見せる。しかし、カウンターで推進力のある相手FWにゴール前まで侵入されるなど両者拮抗した展開をみせる。すると7分、30大山のミドルシュートがクロスバーに当たり、跳ね返ったボールに26千葉が素早く反応し、ヘディングで押し込み先制。早い時間帯の積極的なシュートから1-0とする。15分、相手に中央をドリブル突破され、シュートを打たれるも枠を外れる。19分、相手に左サイドを突破され、クロスボールをブロックするもハンドを取られPKの判定。相手のPKは一度ポストに当たるも、跳ね返りを押し込まれ失点。1-1と振り出しに戻る。その後、サイドの6浦部、9三谷の積極的な仕掛けをみせるも相手DFに阻まれる。一方、相手にロングボールで背後を狙われるも、3後藤を中心とした隙を与えないDFでチャンスの芽を潰す。26分、9三谷が相手陣でボールを奪い、ドリブルからクロスを上げるが惜しくも中と合わない。30分、相手にCKを与えると、ファーに流れたボールにあわせられるがシュートは枠の外へ逸れる。両者譲れぬ展開が続く中、39分、30大山から相手背後へ抜け出した9三谷にロングボールが渡る。9三谷はスピードに乗ったドリブルから右足を振り抜き、強烈なシュートはゴール左隅のネットに突き刺さり、2-1と勝ち越す。アディショナルタイムには、相手にCKを与えるも相手のキックは誰も触らないままラインを割り、難を逃れる。2-1のまま前半終了。

HTには、攻撃の狙いを統一し、守備のかけ方を再度確認した。0-0の気持ちで集中して、日本一を掴み取ろうと後半に臨む。

後半は相手ボールでキックオフ。53分、自陣左サイドからクロスを上げられるも中には合わずピンチは免れる。55分、3後藤から右サイド背後へ9三谷を走らせる。一度は相手ボールになるも9三谷がボール奪取しクロスを上げるが相手に当たりCKを獲得。ゴール前で混戦となるも、相手にクリアされカウンターを受ける。しかし、2夏目のカバーで事なきを得る。相手にボールを保持される時間もあるが、1石田とDF陣の集中した守備で決定機を与えない。65分、28﨑岡→8白井の交代を行う。70分、相手陣でFKを獲得。3後藤のボールに26千葉がバックヘッドで合わせゴール前に流れるも、相手GKにキャッチされる。74分、右サイドから仕掛けられるが、2夏目が粘り強く対応しCKへ。相手のボールはニアで合わせられるも、バーの上へ外れる。76分、相手にミドルシュートを放たれるも1石田が片手でバーの上に弾き、失点を免れる。その後のCKも体を張った守備でゴールを割らせない。82分、9三谷→27新井の交代を行う。85分、自陣中央で相手にFKを与える。放たれたシュートは1石田が反応するもそのままゴールに吸い込まれ失点。2-2と再び追いつかれる展開となる。86分、6浦部から26千葉へと縦パスが入ると、26千葉が反転し30大山へパスが通りシュートが決まるが、惜しくもオフサイド。2-2のまま90分の戦いを終え、10分ハーフの延長戦へと突入する。

延長前半、92分、左サイドからクロスをあげられるも、1石田が反応、そのこぼれを6浦部が反応しマイボールに。93分には、3後藤から8白井へふわりと浮かせたボールが渡るも、相手DFの体を張った守備に阻まれる。95分、自陣で相手にFKを与える。一度はクリアするも、混戦から相手にシュートを打たれ失点。2-3と逆転を許す。100+1分、相手陣でFKを獲得。30大山のボールが入るも相手GKに弾き出される。2-3のまま延長前半終了。コートチェンジを行い延長後半へ突入。26千葉→14生田の交代を行う。103分、自陣でボールを失うと、相手にミドルシュートを打たれるが1石田がしっかりと弾く。その後、14生田のポストプレーなどからボールを保持し、ゴールへ向かうも、相手の固い守備を打開できず、無情にも長いホイッスルが響く。2-3で試合終了。

2024年1月6日、準優勝。悔し涙を流し、肩を落とす姿は、私たちが思い描いた景色ではなかった。しかし、これまで全員で積み上げてきたことを発揮し、成長し続けた結果。これまで、どんなに苦しくて、悔しくて、辛くても、自分に向き合い、チームを想い、全員が誇りを胸に闘ってきた。勝利が遠かった時も、大敗した時も、目標の一つが途絶えた時も、前を向き、やるべきことを模索し続けた。これまでの小さな積み重ねが大きな力となりここまでこれた。このチームを誇りに思う。ありがとうア女2023。

会場に足を運んでくださった方々、配信を通して応援してくださった方々、長時間に渡り運営をしてくださった方々、これまで切磋琢磨してきた他大学の方々、シーズンを通してア女を支えてくださった全ての方々、優勝という形で恩返しはできませんでしたが、皆様の力なしにはここまでくることはできませんでした。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

2023シーズンは終了となりますが、今後も早稲田大学ア式蹴球部女子の応援をよろしくお願いいたします。

戦評担当:藤田

この試合をもちまして、2023シーズンが終了となりました。今シーズンも最後まで、多大なるご支援と熱い応援ありがとうございました。
日本一という目標はあと少しのところで届きませんでしたが、この悔しさを糧に来シーズンも切磋琢磨し、強くなって参ります。
最後になりますが、今後とも早稲田大学ア式蹴球部女子への熱い応援よろしくお願いいたします。

それでは失礼します。
阪本