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第38回関東大学女子サッカーリーグ前期第1節 試合結果(vs 国際武道大学)

第38回関東大学女子サッカーリーグ前期第1節

4/13 vs 国際武道大学
16:00 kick off

早稲田 2 (0-0,2-1) 1 国際武道

【メンバー】
-前半-
石田、木南、田頭、杉山、三宅、宗形、築地、大山、新井(→福岡)、米村、﨑岡

-後半-
石田、木南、田頭、杉山、三宅、宗形、築地、大山(→白井)、福岡、米村(→千葉)、﨑岡(→生田)

【得点・失点】
-前半-
なし

-後半-
68分 﨑岡由真
76分 失点
79分 生田七彩

以下、戦評です。

関東大学女子サッカーリーグ前期第1節が、ホーム東伏見グラウンドで行われた。関カレ開幕戦の相手は、先日の練習試合で一度対戦している国際武道大学。2024シーズン初となる公式戦に独特の緊張感を持ちつつも、始動からチームとして積み上げてきたものや「相手と闘うこと」を忘れずに、試合に臨んだ。

前半は、相手ボールでキックオフ。開始早々、ロングボールを用いて攻める相手に対して、ア女は落ち着いてボールを回収し、すぐさま攻撃に転じる。3分、右サイドでの細かいパス回しから、14大山がスペースに流したボールに、2新井が反応してシュートを打つが、惜しくもポストに弾かれる。この試合のファーストシュートとなる。続く、4分には自陣でのルーズボールを相手に奪われ、バイタルエリアからシュートを打たれる。一進一退の攻防が続く中、相手に立て続けにコーナーキックを与える場面もあるが、DF陣が大きくクリアをして難を逃れる。その後は、ア女が主導権を握る時間が続き、果敢に相手ゴール前に攻め込む。34分、2新井→27福岡の交代を行う。前半終了間際には、3杉山のアーリークロスに11宗形が頭で合わせるも、相手DFの好セーブに阻まれる。前半のうちに先制点を掴み取りたいア女であったが、0-0で前半終了。

後半立ち上がりから、集中を切らさずにプレーしていきたいア女。DFラインを中心に、声を掛け続ける。57分、26米村→15千葉、14大山→8白井の交代を行う。すると68分、ついに均衡が破れる。相手陣内の中央からドリブルで持ち運んだ11宗形が相手を引き付け、7﨑岡へパスを送る。7﨑岡は、ゴール右端へ冷静にシュートを打ち、待望の先制点を獲得。その後も勢いに乗りたいア女であったが、相手も反撃を試みる。すると76分、中盤でのボールロストから、左サイドを突破され、相手選手が放ったシュートはゴールに吸い込まれて失点。試合は振り出しに戻る。直後に、7﨑岡→9生田の交代を行う。すると79分、6木南の絶妙なロングボールに、途中交代で出場した9生田が抜け出し、GKとの1対1を制して追加点。再び相手を突き放す。その後は、相手の勢いに飲まれることなくア女が猛攻を続け、2-1で試合終了。

昨シーズン、関カレ1部11位の成績を収めた国際武道大学との一戦。開幕戦という緊張感の中、しっかりと勝ち点3を掴み取れたことは、始動から日々の練習の積み上げが出来ていた証拠だろう。しかし、後半を振り返れば、ア女のシュート数は8本に対し、相手のシュート数はたった1本であった。そして、その1本を確実に決められた。果たして、私たちが目指す「日本一」に向けて、この結果で満足していてよいのだろうか。一人一人の想いは決して同じではないが、「全員が」同じ目標に向かって行動するのが今年のア女だ。2024シーズンは、まだ始まったばかりだ。慢心することなく、今日からまた「全員が」できることを積み上げていこう。

戦評担当:生谷

【次戦情報】
第30回関東女子サッカーリーグ
前期第1節 vs東京国際大学
日時:2023年4月14日 16:00 kick off
場所:早稲田大学東伏見グラウンド

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それでは失礼します。
澤田