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第30回関東女子サッカーリーグ前期第1節 試合結果(vs 東京国際大学)

第30回関東女子サッカーリーグ前期第1節

4/14 vs 東京国際大学
16:00 kick off
早稲田 2(1-0,1-1)1 東京国際

【メンバー】
-前半-
田村、淀川、小林、佐溝、福岡、望月、大山、白井、新井、千葉、生田

-後半-
田村、淀川、小林、佐溝、福岡、望月(→今井)、川本、白井、新井、千葉、米村

【得点・失点】
-前半-
44分 生田七彩

-後半-
49分 福岡結
66分 失点

以下、戦評です。

関東女子サッカーリーグ前期第1節が、ホーム東伏見グラウンドで行われた。関東リーグ開幕戦の相手は、前進力があり空中戦に長けた東京国際大学。昨日に引き続き公式戦ならではの緊張感が漂う中、全員で戦い、勝ちにいこうと試合に臨んだ。

前半は、相手ボールでキックオフ。開始早々相手ゴールに迫る展開となる。1分、8白井のパスに反応した9生田がそのまま持ち運びシュートを放つも枠を外れる。10分、相手にCKを与えてしまうが、15千葉、27福岡の体を張った守備により、ピンチを凌ぐ。16分、28佐溝のロングフィードに抜け出した9生田が積極的にドリブルを仕掛け、CKを獲得。14大山から鋭いボールが入るも、得点には至らない。その後しばらくは、一進一退の攻防が続く。29分、15千葉のパスに抜け出した9生田がGKと1対1になるが、惜しくもシュートは枠外へ。36分、自陣でボールを失い左サイドを突破され、ゴール前に鋭いボールを放り込まれるが、相手のシュートは枠を外れる。44分、21田村のロングフィードを15千葉が競り勝ち、そのこぼれ球に反応した9生田がGKと1対1になる。冷静にゴール右端に流し込み、ア女が待望の先制点をあげる。その後も全員が攻守にわたって躍動し前半を1-0で終える。

ハーフタイムで14大山→22川本、9生田→26米村の交代を行い、後半に臨む。49分、セカンドボールを回収した22川本が27福岡へスルーパスを出す。冷静に27福岡が、ゴール右端へ流し込み追加点をあげる。62分、自陣右サイドを2新井、26米村の連携により突破し、2新井からキーパーとDFラインの間にクロスが送られるも、シュートを打ちきれない。66分、自陣右サイドから高いクロスを上げられ、一度は21田村が弾くも、こぼれ球を押し込まれ、失点。76分、21田村のロングフィードを収めた27福岡が15千葉へパスを繋ぐ。15千葉のスルーパスに反応した26米村がシュートを放つも、相手GKの好セーブに阻まれる。80分、33望月→29今井の交代を行う。その後は体を張った守備で相手の攻撃を阻みつつ、果敢にゴールを狙い続ける。アディショナルタイムには15千葉の強烈なロングシュートが2本放たれるが、惜しくも枠を外れる。最後まで全員が集中を切らさずにゴールを守り切り、試合は2-1で終了。

昨日に引き続き、開幕戦という緊張感の中全員で勝ち点3を掴み取れたことは、ア女の掲げる「日本一」へ向けた非常に大きな一歩である。しかし、良いかたちで先制点は取れたものの、その後昨日と同様に守備の隙を突かれ、失点している。また、状況判断、クリアの質、セカンドボールの奪取力もまだ足りていない。この二試合で浮き彫りとなった課題の全ては「日本一」へ向けたア女のプロセスだ。しっかりと向き合い、修正し、そこからさらに積み上げていく。成長の可能性を信じるのではなく、私たちで広げていこう。

戦評担当:新井

【次戦情報】
第30回関東女子サッカーリーグ
前期第2節vs 東洋大学
日時:2024年4月20日(土) 10:00kick off
場所:東洋大学朝霞キャンパスサッカー場

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それでは失礼します。
阪本