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育成リーグ結果(vs日本女子体育大学)

10/22 vs 日本女子体育大学 13:00kickoff @東伏見G

早稲田 3 (3-0,0-0) 0 日女体大


【メンバー】
近澤、佐々木(→黒川)、黒柳(→シャーン)、井上(→小林)、吉野、田中、阪本、桝田(→加藤)、秋山(→杉原)、土居、髙橋(→並木)

【得点者】
9 髙橋 雛
30 土居 明日香
34 髙橋 雛

戦評
育成リーグ日本女子体育大学戦が行われた。毎週のように公式戦が続く中、普段試合に出られない選手にとって貴重な経験の場である。相手のレベルに合わせずに、誰が出てもア女のサッカーを体現すべく、結果にも内容にも拘り試合に臨んだ。

前半はア女ボールでキックオフ。序盤からボールを保持し、ゲームを支配する。相手は高い位置からプレスをかけてくるが、ア女は前がかりになる相手の背後を狙い、相手ゴールへ迫る。すると、9分、37吉野のスルーパスに抜け出した32髙橋が、GKとの1対1を冷静に決め先制に成功する。その後も攻撃の手を緩めず、サイド攻撃やロングボールなど多彩な攻撃をみせ、追加点とはならないものの、相手ゴールを脅かす。守備では、奪われた後の切り替えを早め、中盤より前のゾーンで奪い返し、相手にチャンスを作らせない。30分には、19桝田のCKから、ニアで30土居がワンタッチで巧みに流し込み、2-0とする。その4分後には、PA内にドリブルで侵入した19桝田がゴールライン付近からゴール前にパス。待ち構えていた32髙橋が落ち着いて決め、3-0で前半を終える。

HTには、6佐々木→24黒川、31井上→4小林、19桝田→26加藤、20秋山→25杉原、32髙橋→12並木の交代を行う。攻撃時のFWへのサポートの仕方や、メンバーが大きく変わった中で、コミュニケーションをしっかりとることなどを確認し後半に臨む。

後半もア女ペースで試合は進む。しかし、相手の守備が全体的に低く、コンパクトになったことで、前半よりも裏を取りにくくなりなかなか決定機を作ることができない。また、下からのビルドアップで少しミスが目立ち、スムーズな展開ができないア女。それでも、サイドチェンジなどで徐々に相手を引き出し、2列目からの飛び出しなどで攻撃の糸口を掴む。25杉原や12並木がGKと1対1になる場面も生まれるが、決定力を欠き追加点には至らない。その後も流動的な動きで、攻撃に人数をかけ相手ゴールに迫るも、相手のプレスの弱さが逆にシュートの判断を遅らせることになった。また、細かな崩しやクロスからチャンスを作るも、ラストパスやシュートで精彩を欠く。守備では、素早い切り替えと、球際の強さで相手の攻撃の目を摘み、シュートも0本に抑えた。再三相手ゴールに迫り、決定機を多く作ったア女だったが、後半はゴールを割ることができず、3-0で試合終了。

関カレも終盤に差し掛かり、来月からは皇后杯の本戦も始まる。チームとして完成度を高めていく為にも、育成リーグなどで多くの選手が試合を経験し、個々人が成長していく必要がある。今日の試合では、一人一人が積極的にチャレンジし、今後に繋がるゲームができた。一方で、プレーの精度をもっと高めなければ、より強い相手には通用しない。個人でも、チームでも課題に向き合い、現状に満足することなく、チーム全員で日々成長していきたい。

桝田

それでは失礼します。