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育成リーグ結果(vs慶應大学)

11/20 vs慶應大学 19:30kick off @東伏見G

早稲田3(2-0,1-1)1慶應

【メンバー】
前半
川端、佐々木、黒柳、源関、吉野、阪本、シャーン、中條、蔵田、土居、髙橋
後半
川端、浅沼(→黒川)、佐々木(→吉野)、井上、關、黒柳(→シャーン)、秋山、阪本(→渡辺)、並木、冨田、土居

【得点者】
22分 吉野 真央
25土居 明日香
70  土居 明日香

【戦評
今季の育成リーグ最終節が行われた。対する相手は慶應義塾大学。これからの皇后杯、インカレに向け、チーム力の底上げが求められる中、重要な試合である。結果はもちろん、最近のチーム課題を意識しながら、内容に拘り臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。相手はコートを広く使い、低い位置からビルドアップをしてくる。それに対し、ア女は前からプレスをかけようとするが、限定しきれず意図して奪うことができない。攻撃では、縦に速い攻撃を仕掛けるも裏へのボールや、前につけるパスの精度が悪く、シュートまで行くことができない。それでも、ボールを失った後の切り替えを早め、すぐにマイボールにすることができ、徐々に主導権を握るア女。12分には、相手陣地でボールを取り返し、30土居がロングシュートを放つが、惜しくも枠を外す。21分には、高い位置でボールを奪い、速攻を仕掛けCKを獲得。36ブラフの正確なキックに37吉野が頭で合わせ、先制に成功する。さらに24分、左サイドを13蔵田がドリブルで突破しクロスを上げると、ゴール前に走り込んだ30土居が落ち着いて決め、2-0とする。立て続けの得点で、勢いのついたア女。その後も積極的なプレーで何本もシュートを放ち、相手ゴールを脅かす。守備では、素早い切り替えと、コンパクトな陣形で相手のシュートを0本に抑え、安定感を見せる。ア女ペースのまま前半は2-0で終了。

HTには、37吉野→31井上、5源関→22浅沼、7中條→20秋山、13蔵田→12並木、32髙橋→2冨田、36ブラフ→29関の交代を行う。メンバーやポジションが大幅に変わる中で、声を掛け合い、チームとして共通理解を持つことなどを確認し後半に臨む。

後半は、前半同様低い位置からビルドアップを行う相手に対し、互いに声を掛け合い前からプレスをかける。攻撃では、少ないタッチで回しながら、前半よりも両サイドをバランス良く使い、ゴールへ迫っていく。40分には、30土居からのパスを受けた2冨田がファーストタッチでPA内に進入し、シュートを放つが、惜しくも枠を外す。その後も、速いテンポのパス回しで相手陣地に入るが、ラストパスが相手に引っかかりシュートで終えることができない。また、攻撃に人数をかけている分、ボールを失ったときにカウンターを受けやすく、何度か危ない場面を作られる。相手コートでゲームを進めながらも、あと少しのところでプレーの精度を欠き、もどかしい時間が続く。65分には、自陣中央でボールを奪われ、一気にゴール前まで運ばれる。DFラインの背後を突かれ、相手との11GK川端が飛び出すが、止めきれず失点。2-1とされる。それでも、終了間際には、31井上の絶妙なロングボールに、相手の最終ラインぎりぎりから抜け出した30土居が、相手GKとの11をループで華麗に決め、得点。3-1と点差を広げ、試合終了。

互いに多くの決定機を作り、テンションの高い試合となったが、着実に得点を重ねたア女が勝利を手にした。一方で、最少失点で抑えたものの、特に後半はチャレンジアンドカバーを徹底することができず、守備の不安定さを感じた。一人一人が今一度基本に立ち返り、改めてチームで共通理解を持って、もっと質を高めていく必要がある。まずは今週末の皇后杯に向け、競争を続けながら、全員で良い準備をしていきたい。
桝田

それでは失礼します。

蔵田