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第42回関東女子サッカー選手権大会(兼)皇后杯JFA第42回全日本女子サッカー選手権大会関東地区予選 準々決勝 試合結果(vs神奈川大学)

第42回関東女子サッカー選手権大会(兼)皇后杯JFA第42回全日本女子サッカー選手権大会関東地区予選 準々決勝

9/19vs神奈川大学
14:00kick off

早稲田 0 (pk 4-3) 0 神奈川大学

【メンバー】
-前半-
鈴木、船木、後藤、堀内、浦部、加藤、村上、並木、松本、髙橋、廣澤
–後半-
鈴木、船木、後藤、堀内、浦部、加藤(→吉野)、村上、並木(→阪本)、松本(→三谷)、廣澤、髙橋

以下、戦評です。

皇后杯関東地区予選の準々決勝が行われた。対する相手は、ア女と同じく初戦を勝ち進んできた神奈川大学。この試合に勝利すれば皇后杯本戦への出場が決定する大事な一戦である。初戦同様、最低限のメンバーのみでのアウェイゲームとなったが、皇后杯本戦出場をかけ、会場にいない仲間の想いを胸に全身全霊で戦う気持ちで試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。前線へのロングフィードを多様する相手に対し、シンプルに大きなプレーをすることを意識し相手の攻撃の芽を摘んでいく。また、攻撃では相手の背後を狙い目としてゴールに迫る。幾度かコーナーキックを獲得するも、中々シュートで終わることができない。相手もア女と同じく前線からハイプレスをかけてくるも、落ち着いてビルドアップし相手に勢いを乗らせない。徐々にリズムを掴んでいくア女。すると27分、コーナーキックを獲得。14加藤のキックから4船木がヘディングで合わせるが、惜しくもキーパーに阻まれる。その後も、流動的な攻撃で相手ゴールを脅かす。そして幾度もコーナーキックを獲得するも、得点には至らない。前半のうちに得点を取りたかったが、0-0のまま前半は終了。

HTには、各ポジション毎に細かな擦り合わせを行う。また今一度気を引き締め、ゴールに向かう姿勢を継続することを意識し後半に臨む。

後半はア女ボールでキックオフ。41分、25後藤がDFラインでボールを奪うと、そのまま前線へ駆け上がる。その後、14加藤からのパスを25後藤が華麗なターンで相手を置き去りにし、ドリブルでゴール前まで運びコーナーキックを獲得。そのコーナーキックで10村上のキックに7髙橋がヘディングで合わせるも、惜しくもバーに当たりゴールネットを揺らすことはできない。55分には、6並木→5阪本の交代を行う。次第に相手陣地でボールを支配する時間が長くなる。幾度か相手のクリアからのカウンター攻撃を受けるも、DFラインを中心とした粘り強い守備で簡単に前進させない。70分、攻撃の勢いを増すべく11松本→27三谷の交代を行う。得点が欲しいア女は、FW陣が果敢にシュートを狙うが、相手も集中した守備でゴールを割らせない。そして0-0のまま後半も終了し、延長戦に突入する。

延長戦でも、相手は継続して前線からハイプレスをかけてくるが、落ち着いて相手をいなしてゴールに迫っていく。81分、サイドでの崩しから最後は10村上がシュートを放つが惜しくも枠を捉えることができない。
延長後半92分、14加藤→22吉野の交代を行う。試合終了のホイッスルがなるまで相手に猛攻を仕掛けるも、均衡を破ることができず0-0で試合終了。ア女の先攻でPK戦を行う。
両者1人目はキーパーに止められる。その後ア女の5人目まで確実に決める。最後相手の5人目が外し、激戦の末、ア女が見事勝利を収めた。

100分+PK戦の長い戦いであったが、ベンチメンバーを含め全員が最後まで集中力を切らさずに戦い抜いた。その結果が勝利に結びついた。しかし、チャンスは幾度もあったが決めきることができなかったというのが課題として残った。次の日には準決勝が行われる、という過密日程だがしっかりとコンディションを整え、決勝進出を目指し良い準備をしていきたい。

戦評担当:村上、髙橋

それでは失礼します。
吉野