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第34回関東大学女子サッカーリーグ戦 第1節 試合結果(vs慶應義塾大学)

第34回関東大学女子サッカーリーグ戦 第1節
10/15vs慶應義塾大学
18:40kick off

早稲田 2 (1-0,1-0) 0 慶應義塾大学

【メンバー】
-前半-
近澤、船木、後藤、堀内、浦部、加藤、村上、並木、三谷、髙橋、廣澤
–後半-
近澤、船木、後藤、堀内、浦部(→佐々木)、加藤(→笠原)、村上、並木(→阪本)、三谷、髙橋(→松本)、廣澤

【得点】
30分 髙橋雛
67分 髙橋雛

以下、戦評です。

第34回関東大学女子サッカーリーグ第1節が行われた。対する相手は慶應義塾大学。リーグ戦として迎えた早慶戦だが、両校のプライドをかけた伝統の一戦でもある。結果には勿論、内容にも拘りチーム全員で良い準備をし試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。試合開始序盤、ビルドアップでいなそうとしてくる相手に対し、ア女は前からプレスをかけていくが、うまくはめられずに前進させてしまう。しかし、CBを中心とした粘り強い守備で簡単にシュートまでは行かせない。10分には、27三谷の仕掛けからコーナーキックを獲得するが、得点には至らない。だが、確実にペースを掴んでいく。18分、10村上が遠目からシュートを放つが、惜しくもバーを越える。これがファーストシュートとなる。試合中盤、ア女がボールを支配する時間が長くなるが、相手DFにブロックを引かれ、なかなかシュートまで持っていくことができない。そんな中、29分、9廣澤にくさびが入ると、落としたボールを受けた7髙橋がダイレクトでストレートのシュートを放つ。ボールはネットに吸い込まれ先制点をあげる。勢いに乗ったア女は、その後も積極的にゴールを狙うが、1-0で前半は終了。

HTには、ボールを失った後の切り替え、FWのポジショニングや狙いどころなどを確認。また、リードしているからこそ、より一層気を引き締めて後半に臨んだ。

後半は序盤から相手陣でボールを保持し、連動した攻撃で相手ゴールへ迫っていく。守備では、前半に引き続き常にギラギラとした準備をみせボールを奪う。51分、6並木→5阪本の交代を行う。その後も、27三谷のスピードに乗ったドリブルや右サイドの細かい崩しなど、多彩な攻撃を仕掛けていくア女。また、ボールを奪われてもボランチや両CBの素早い切り替えと予測で奪い返し、しっかりとカウンターの芽を摘む。55分には、14加藤と9廣澤の見事なワンツーで相手を剥がし、最後は14加藤がシュートを放つが惜しくも枠を捉えられない。60分、28浦部→3佐々木の交代を行う。その後チャンスが生まれる。67分、中央で奪ったボールがそのまま左サイドの27三谷に渡り、ダイレクトでクロスをあげる。これを7髙橋がヘディングで合わせ得点。2-0となる。直後に、7髙橋→11松本の交代を行う。また73分、14加藤→26笠原の交代も行う。82分には、27三谷のクロスに11松本が合わせるが、惜しくもゴール右に外れる。試合終盤、相手は最後の猛攻を仕掛けてくる。終了間際にコーナーキックを与えてしまうが、21近澤のナイスセーブでピンチを凌ぐ。無失点のまま2-0で試合終了。

厳しい連戦の中でも、ピッチに立っているメンバーは1秒足りとも集中を切らさなかった。また、ピッチ外の選手も90分間的確で熱い声かけをし続け、全員で掴んだ勝利となった。次節まで中2日となるが、残りの時間で修正できるもの、レベルアップできるものを全て突き詰め、次の東洋戦に向けて良い準備をしていきたい。

戦評担当:髙橋

【次戦情報】
第34回関東大学女子サッカーリーグ戦

第6節vs東洋大学
日時:2020年10月18日 14:00kick off

Twitter 速報有り
※無観客試合のため観戦はご遠慮下さい。

それでは失礼します。
吉野