2025年 第39回関東大学女子サッカーリーグ 第16節 vs山梨学院大学

この試合の戦評

ホーム東伏見グラウンドにて、関東大学女子サッカーリーグ後期第5節山梨学院大学戦が行われた。中断前最後の一戦となった今節、勝ち点3を必ず掴むべく、強い意志を持って試合に臨んだ。

前半は相手ボールでキックオフ。試合開始早々、試合が動く。7分、13佐溝のパスに反応した9生田が縦に仕掛け、CKを獲得。ショートコーナーから17米村と10宗形の連携でクロスが上がると、30吉田が合わせて得点。先制点を挙げ、試合の主導権を握る。10分、ペナルティーエリア付近から相手にシュートを打たれるも、1田村の好セーブにより難を逃れる。追加点が欲しい中、迎えた44分。素早い切り替えから左サイドゴールライン際でボールを奪い、17米村から9生田へマイナスのパスが渡る。9生田は股抜きで相手をかわし、シュートを放って得点。2-0とリードを広げ、前半を折り返す。

後半は、リードを守りながらも攻撃の手を緩めず、さらなる得点を狙って挑む。48分、自陣右サイドを突破されクロスを上げられるも、7﨑岡の守備でピンチをしのぐ。62分、7﨑岡のラストパスを受けた11三宅がシュートを放つも、相手のブロックに阻まれ得点には至らない。それでも68分、右サイドのスローインのこぼれ球に反応した11三宅が右足を振り抜き、ゴールネットを揺らして3-0と突き放す。76分には、17米村→6千葉、11三宅→23小島の交代を行う。終盤は3杉山、30吉田を中心に落ち着いた対応を見せ、相手に決定機を許さない。90+1分には、9生田→5淀川の交代を行い、最後まで集中力を切らすことなく、無失点のまま試合を終えた。

これまでの悔しさを力に変えて、一人一人がやるべきことを果たし、チーム全体で強さを発揮して勝利を掴むことができた。リーグ再開に向けては、個々の成長とチーム全体のレベルアップが必要不可欠である。この結果に満足することなく、もっと強いア女になれるよう、一日一日を大切に過ごしながら、日本一という目標に向かってチーム全員で着実に前進していきたい。

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