JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦 1部 第16節 vs立正大学

この試合の戦評

遂に迎えた後期リーグ開幕戦。約2ヶ月ぶりの公式戦となる。新型コロナウイルスの影響もあり、活動停止を余儀なくされた期間もあったが、チーム全員で繋がり今日に向けて準備をしてきた。対する相手は、前期リーグ戦で試合終了間際に追い付かれ、惜しくも引き分けに終わった立正大。後期リーグを勢いづけるためにも負けられない一戦である。必ず勝利を掴みにいく。

前半立ち上がりは、拮抗した時間が続く。前半9分、早稲田11西堂のクロスのこぼれ球に反応した12森がボレーシュートを放つも、惜しくもバーの上へ。24分、中央を崩されシュートを打たれるも、2シーズンぶりの関東リーグ出場となる早稲田31上川の好セーブで得点を許さない。その後、徐々にボールを保持する時間が増えてきた早稲田は28分、サイドを起点とした攻撃で立正大ゴールを脅かす。しかし31分、ボールロストからゴール前に侵入を許すとPKを与えてしまい失点。前半の内に追いつきたい早稲田は40分、コーナキックのこぼれ球を拾った12森がカットインからシュートを放つも枠を捉えることができない。チャンスを多く作りたかった早稲田だが、立正大の守備を崩しきることができず、0-1で前半終了。
前半は立ち上がりから互いに譲らぬ展開が続いたが、立正大にPKで先制を許してしまい、前半は難しい展開となってしまった。後半は早稲田31上川を中心とした粘り強い守備で得点を許さず、11西堂を起点とした鋭い攻撃で立正大の堅いゴールを破りたい。

後半、勢いに乗りたい早稲田は3分、30杉田のクロスに10田中、3柴田が立て続けにシュートを放つも、相手の堅い守備に阻まれる。また、早稲田は11西堂、3柴田の右サイドを中心とした攻撃で相手ゴールに迫るも決定機を作ることができない。その後も果敢に攻勢を強め早稲田は17分、10田中がボレーシュートを放つもキーパー正面。早稲田は途中交代の9奥田を起点にチャンスを多く作るも立正大の体を張った守備を前に得点することができない。37分には、早稲田4小倉のパスを受けた12森がシュートを放つも枠を外れてしまう。その後も攻め続けた早稲田だったが、最後まで相手ゴールを破ることができず、0-1で試合終了。

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