早稲田 | 2 | 2 – 0 0 – 1 |
1 | 山梨学院 |
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(3分)田頭 花菜 (22分)廣澤 真穂 |
得点 | (85分) | ||
警告・退場 | ||||
11 | シュート | 14 | ||
10 | GK | 10 | ||
3 | CK | 0 | ||
8 | 直接FK | 7 | ||
4 | 間接FK | 2 | ||
0 | PK | 0 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 16 | 石田 心菜 |
DF | 2 | 船木 和夏 |
DF | 10 | 加藤 希 |
DF | 22 | 夏目 歩実 |
DF | 29 | 田頭 花菜 |
MF | 7 | 蔵田 あかり |
MF | 18 | 三谷 和華奈 |
MF | 19 | 笠原 綺乃 |
MF | 30 | 築地 育 |
FW | 9 | 廣澤 真穂 |
FW | 11 | 高橋 雛 |
POS | NO. | 選手名 |
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GK | 21 | 丸山 翔子 |
DF | 4 | 堀内 璃子 |
DF | 14 | 關 陽南子 |
DF | 20 | 浦部 美月 |
DF | 25 | 藤田 智里 |
MF | 26 | 木南 花菜 |
MF | 27 | 栗田 彩令 |
MF | 28 | 白井 美羽 |
FW | 15 | 吉野 真央 |
分 | OUT | IN |
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55 | 蔵田 あかり | 木南 花菜 |
80 | 高橋 雛 | 吉野 真央 |
この試合の戦評
関カレ後期8節がホームで行われた。対する相手は山梨学院大学。前期では2-0で勝ち点3を奪った相手である。前節の負けを断ち切るべく、全員で勝利を目指した。
前半はア女ボールでキックオフ。立ち上がりは簡単に背後を使うことや、前線からプレッシャーをかけて相手陣地でのプレーを試みる。前半2分、22夏目から2船木へフィード。2船木が左足でクロスを上げ、9廣澤が頭で合わせるも、キーパーに弾かれ、コーナーキックを獲得する。キッカーは19笠原。ニアに鋭いボールをあげる。相手GKに1度は拒まれるが、混戦を招き、最後に触ったのは29田頭。試合を1-0にし、本人もア女で初ゴールをあげる。幸先よくスタートをきった。その後も果敢にゴールを目指すア女。前線にボールを送ると同時に高い位置から守備を始める。7蔵田を筆頭に激しいプレッシャーをかけ、相手の自由を奪い続ける。徐々にボールを持つ時間が増える。しかし、アンカーに対してボールを奪いにくる相手を剥がすことができず、前進できない時間帯が続く中、22分、22夏目から10加藤にフィードが通る。18三谷と11髙橋のコンビネーションから再度10加藤にボールが渡り、クロスを上げる。最後は9廣澤が身体を投げだしながらゴールを奪い2-0。給水を前に再度相手を突き放す。その後は自陣でのビルドアップミスが目立ち、ピンチを招く場面が増える。失点には至らなかったが、幾度の危機を乗り越え2-0で折り返す。
ハーフタイムでは、ビルドアップについて確認した。GKのポジショニングを高くし、センターバックと3枚で回しながら侵入していくなどの改善点を出し、後半に臨む。
後半は相手ボールでキックオフ。再度気を引き締めて、簡単にボールを失わないように、丁寧なプレーを心がけて試合に入る。序盤はペナルティエリアまで侵入を図るが、相手GKからのパントキックやDFラインのロングボールに苦しむ場面も続く。52分、相手のロングキックに対応しきれず、ファールを与える。中の選手に頭で合わせられるがクロスバーを超える。60分、7蔵田→26木南の交代を行う。その後も攻撃の手を緩めないア女。しかし、ゴールに繋ぎきれない分、カウンター気味の攻撃を喰らい、ピンチを招く場面もある。攻防交戦が続く中、70分、ペナルティエリア付近で2船木が右足を振り抜くも、相手GKに阻まれゴールには至らず。さらに77分、26木南からボールを受けた18三谷がカットインからシュートを放つも、枠を捉えることはできない。その後、ビルドアップを試みるが、相手の前線を剥がしきれず、中盤で奪われてしまうシーンが増える。80分、11髙橋→15吉野の交代を行う。フォーメーションを4-4-2へ変更するが、外からの指示も曖昧になりうまく機能しない。85分、自分達のミスからカウンターを喰らい、ペナルティエリア付近でファールを与える。そのFKが直接決まってしまい2-1とされる。その後もカウンターからペナルティエリア内まで侵入され、シュートを放たれるが18三谷の身体を張ったディフェンスで得点を奪わせない。最後まで集中を切らさず試合終了。勝ち点3を手にした。
前節の負けを引きずることなく、勝利を掴むことができた。一方、「勝利」という事実がありながら、ビルドアップからのミスで失点のリスクを抱えてるのも事実である。まだまだ課題が残る試合だったと感じた。冒頭にも述べたように、全員で勝利を目指す姿勢を魅せた分、さらなる高みを目指して次節へと準備したい。